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函館という街

#この町が好き
生まれて、18年間過ごした函館という街。
小学生までは、公園がたくさんあり、遊ぶところがたくさんある函館に魅力を感じていました。
しかし、中学生になり、「遊ぶ」という行為が小学生の様な、鬼ごっこや、サッカーだけで無く、ショッピングや、お出かけ、雑多な「遊び」が増えてしまいました。

その結果、「函館ってなんか物足りなくね?」みたいな会話が友達とも増え、かつ、自分自身それも感じていました。
高校生になると、口癖の様に友達と「どこいく?」「函館何もないからなあ笑」と言い合ってました。

現在、大学生になって上京しました。東京という街は、華やかでビルが多く、「遊ぶ所」もたくさんあります。
けど、落ち着きというものがありません。毎日人が行き交う場所を通ったり、モノに囲まれて生活しています。
そんな初めての夏、函館に帰省した時に感じました。函館ってこんないい街だったのか。と。よくよく考えてみれば地元の友達となんもないと話していたあの頃が函館という街での、青春だったのかもしれません。
函館に、109はないし、スクランブルスクエアもない、ディズニーランドもなければ、アウトレットもありません。けど、函館山や、ラッキーピエロ、18年間暮らした家、気心知れた友達は函館に"しか"ありません。まさにいぶし銀です。そんないい街で暮らせた、親に感謝したいです。

皆さんも一度自分の育った街、地元に帰ってみてはいかがでしょうか。都会の喧騒から逃れて送る生活は、とても豊かで、自然で、心落ち着くものです。
たかが18年しか生きてないのに、生意気なこと言うなと思うかも知れませんが、大事なのは、時間では無くて、その場所を想う気持ちだと思っています。
長くなってしまいましたが読んでいただきありがとうございました。
#この町が好き #函館 #大学生 #深夜テンション

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