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自己PRは志望動機ではない

書類選考をしていて、結構な確率で思うこと。

「これは志望動機じゃなくて自己PRだな、、」

志望動機とは、なぜ応募する会社で働きたいか。
その理由を書くのが志望動機だと思うんです。

でも多くの応募書類を見ると、なぜ応募したのか。
何がやりたくて応募したのか。何に魅力を感じて応募したのか。
それが判らない志望動機が多いです。

多くの場合、
こんな仕事をしてきたから、御社でも役に立つと思う。
前職ではこんな経験があります。

など、どちらかと言うと自己PRでは?
と思う内容が書かれているとこが多いです。

同業他社への応募なら、それでも書類が通る事があるかもしれませんが、
キャリアチェンジをする場合は、志望動機をきちんと書かないと書類選考を通過することはまず難しいでしょう。

志望動機が書けない人は、転職経験の少ない若い人ばかりではありません。
40代、50代からの応募でも、同じことが言えます。
年齢ではなく、転職に対する気持ちの持ち方なのではと思っています。

転職活動がうまくいかなくて、片っ端から応募をしているのかもしれません。
ものすごい数に応募をしているから、志望動機を個別に書く余裕がないのかもしれません。
なんとなく応募をしているだけで、そもそも転職する気がないのかもしれません。

でも、それじゃいつまで経っても書類選考を通過することはできないと思います。

現状に不満で転職したい。
でも、志望動機に何を書いていいのか分からない。
そういう人は、まだ転職すべきではないのかもしれません。

どんな会社にでも使いまわせる志望動機もそうですが、
なぜこの会社に応募したいのかが判らない志望動機では
書類選考をパスすることはできません。

自分がなぜ転職したいのか。
次の職場で何をしたいのか。
数多くの求人の中から、応募しようと思った理由は何か。

応募者の本気は志望動機に現れます。
その本気は、採用担当者に伝わります。

やっつけで志望動機を書くのではなく、
ぜひ真剣に取り組んでみてください。

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