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志望動機の書き方

お盆休み中は採用活動もいったん止まっていたので、久しぶりの更新です。
志望動機をきちんと書くことの重要性は、何度か書いていますが
もう一度。大事なのでお話しします。

書類選考において、志望動機を書いてもらっているのには理由があります。

理由①
何も考えずに応募してくる人を牽制するため

理由②
応募者の転職に対する意欲が見たい

理由③
求人内容をきちんと理解し、求められている人材を把握しているかの確認

理由④
募集している職種について、志望度・熱意の確認

上記の理由から、志望動機を書いてもらっています。

おそらく応募者のほとんどの方は、志望動機を書くのがめんどくさいと
思われているのではないかと思います。
なぜそれが分かるかというと、その気持ちが志望動機に現れているから。

なんとなくやっつけで書いている志望動機は一目瞭然です。
よっぽど職務経歴が即戦力とかではない限り、やっつけの書類は
書類選考を通過しません。

志望動機を書く際に、会社のことを調べたんだろうなと
分かる志望動機もあります。
ただそのほとんどが、会社全体に対する事しか書いておらず、
応募職種について全く触れられていないことが多いです。

中途採用の場合、新卒採用と違って求人の出ている部署に対する採用を
行っているので、会社全体のことを志望動機に書いてくれていても
それが全く別部署の業務だったりした場合、書類選考は通過しません。

遠い昔、私が新卒で就職活動をしていた際
就職課の方に、応募する会社の会社情報は確認しなさい。
と言われたことを覚えています。

新卒は、何処に配属されるか分からないからその会社が何をやっているのか
広く理解しておく必要がある。なので会社情報の確認を!
と言われていたんだと思います。

中途採用の場合は、多くが配属される部署が決まっています。
なので、会社について調べるときは、求人が出ている部署の業務を
理解しておく必要があり、そこで何をやりたいのかを志望動機へ
書く必要があります。会社全体で何をやっているから興味があるとか
広いくくりで志望動機を書いても、なぜ応募してきたのか伝わらず
書類選考は通りません。

書類選考を通る志望動機は、
・応募職種の何処に魅力を感じ
・入社出来たら何がやりたくて
・自分のこの経験が生かせて
・将来的にどんな自分になりたいのか

このようなことが書いてあると、採用担当者の目に止まり
該当部署まで書類が通ります。

的を得ていない志望動機は、書いてあってもあまり意味がありません。
書類選考数打ちゃ当たる精神で応募するのではなく、
じっくり自分のやりたいことと向き合って、志望動機を書いてみてください。

応募書類作りに時間をかけるのが、転職活動を早く終わらせる秘訣です。



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