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焼きそばとかき氷

焼きそばとかき氷って夏っぽくないすか。
祭りや花火の屋台で300,400円で売られてるやつ。
割高だし買う時大抵人混みだけどやっぱ欲しくなるんで大抵どっちか買ってしまう。
あと広島焼きや玉せんも好き。ビールの代わりに瓶サイダーを買うのもよき。

そんな夏はどこに行ったのですかね。
祭りがないだけでなく、ずっと天気は悪く6月のようにジメジメ、良くも悪くも涼しい夜等、みんなご存知の通りいつもとは違う。

遊ぶに遊べないので家を充実させようとしたり、
家の中で遊べるものを買ったり、
普段やらないこともやったり。

この期間が全く無為で最悪だなんて思わないけど、
そんなこんなで気付いたら7月が終わり、もう8月。

どう感じるんすかね。あっという間?物足りない?
私は呆気ないって感じです。

偏見もあるけど8月ってのは1年の中でもどこか他と違って特別な感じがして、7月はそんな“夏”への入り始め、というイメージがあったので、私はこんな“夏”っぽさを感じられない今日に呆気なさを感じるんだと思います。思考すら湿気ってくるのも気候のせいにしたい。

これ書いてるうちに8月になってしまいました。
さよなら7月。
いつか、あの年は色々あって何も出来なかったよな~って懐かしむ日が来るんですかね。

最近はコンビニでかき氷をよく買います。お気に入りはファミマのイチゴ練乳です。超絶感動するほど美味しいわけじゃないけど、100円であれはコスパ良すぎるし、求めてるものに限りなく近い。むしろ屋台のより美味しいかも。

でも味がいくら良くても、求めてるものにどれだけ近付いても、やっぱ求めてるものではないんですよね。

昨日、周りにほぼ灯りがない川沿いを意図せず通って、 虫の鳴く声や川の音しかないのに少し戦きつつ、でもどこか心地よくも感じて。普段が雑多な街にいることもあり、非日常感もあったとは思う。
けど何より自分が思っている“夏”っぽさがそこにはあった。都会の灯りが見えた時、安堵とともに少し寂しく感じたのはそういう理由なんだと思う。

こんな湿っぽい感性やら考えをぶっ飛ばすほどの
アツい夏は残念ながら今年は期待出来ない。
ただ、だからこそ出来ることもあると思う!
という磨耗した強がりにすがって、この8月もゆるりと消費していく次第です。

〈今好きな1曲〉
Pure Bathing Culture 「Pendulum」
湿気った感性が浄化されていく。透明感と懐かしさと、加えて力強さもある曲。この曲がエンドロールに流れるような映画を観たい。