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プロ野球選手が書いたお勧め本(セリーグ編)

GWも今日で最終日。明日から仕事が始まることで鬱になりかけている方いらっしゃると思いますがくよくよしても仕方ないので今日中にしっかりと気分を入れ替えましょう!

さてこの連休中も読書は欠かさず続けてきました。今回は私が学生時代の時に好きだった元プロ野球選手の本を読みました。プロ野球好きの人にはもちろんですが人生辛いなと思っている方にも是非読んで欲しい本を紹介したいと思いますので最後まで読んで頂けると嬉しいです。

1.覚悟の決め方 上原浩治(巨人-MLB-巨人)

新人で投手4冠王を達成し、MLBでもワールドシリーズの胴上げ投手になった上原浩治の本となります。記録を見る限りでは順風満帆な野球人生に見えますが、浪人時代に野球ができなかったことや周囲のプレッシャーで色々と苦しんでいたのこと。そういった中で上原さんが活躍できたのはそのときの苦節を忘れず、雑草魂を糧にいかに壁に挑み克服してきた人生を本書に述べております。

2.火の玉ストレート プロフェッショナルの覚悟 藤川球児(阪神-MLB-阪神)

私がこれまで見てきたプロ野球選手の中で一番ストレートが速いと感じた投手・藤川球児の本となります。故・野村監督の教え、「火の玉ストレート」が誕生した秘話、MLBでの苦闘、四国アイランドリーグ(高知)で野球をし、再び阪神に戻ったストーリーが述べられております。上原さんもそうですが藤川さんも「負けてたまるか」という気持ちがここまで成長させたんだなと分かる1冊でした。

3.継続する心 それが力を生むんだ 山本昌(中日)

50歳まで現役を続けた中日の名選手山本昌の本です。高校入団から現役引退まで32年間プロ野球選手として活躍されてきましたが、入団時は戦力外候補に挙がるほど自分にはこれといった実力がなかったと話しております。それでも30年以上も現役でいられたのは「自分から変わっていく努力をした」ことだと本書で述べております。また、趣味であるラジコンからもプロ野球選手として生き残るヒントをもらったところもとても参考になります。

4. 約束の力 山崎康晃(横浜)

現役プロ野球選手でファンを大事にしている選手の一人である山崎康晃の本となります。SNS等でファンサービスをするのももちろんの事、家族への感謝の気持ちを忘れない精神が本当に素晴らしいと感じました。2020年は不調続きで思うような結果が残せておりませんでしたが今年は復活の兆しを見せております。ハマのクローザーとして復活してくることを楽しみに待っております!

5.撓まず 屈せず 挫折を力に変える方程式 新井貴浩(広島-阪神-広島)

無名の選手から名球会入り、39歳でMVPに選出された新井貴浩の本となります。入団当時は他球団のスカウトから笑われるほど野球センスがなかった新井さんですが、練習の量は誰よりもすごかったです。4番抜擢からの重圧と不振、阪神移籍時の秘話、選手会長としての苦悩、カープ復帰他多くのストーリーが述べられております。「自分には才能がない」と思う人には是非読んでほしい一冊となります。

6.幸運な男――伊藤智仁 悲運のエースの幸福な人生 伊藤智仁(ヤクルト)

通算勝利数わずか37勝ながらも、多くのプロ野球OB、ファンの記憶に残っている伊藤智仁の本となります。1年目から伝家の宝刀スライダーを武器に大ブレイクを果たしましたが、当時は球数制限に厳しくなかったことによる投げすぎにより長期離脱を余儀なくされることになりました。一時は復活しましたが投げる度に右腕が悲鳴を上げ、現役の半分以上をリハビリに充てることになり、11年で現役を引退しました。腕がボロボロの状態でも「このままでは終われない」一心でリハビリに励むストーリーがとても感動します!

以上セリーグ各球団の好きだった選手の本6冊を紹介させて頂きました。次回はパリーグ編も紹介していきたいと思います。

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