A教授からのハラスメントにかんする証拠資料(1)
私は大学在籍時に受けたハラスメント被害について、下記の二つの記事のなかでその経緯を説明しました。
・「A教授からのハラスメントまでの経緯(1)」
https://note.com/tolleetlege561/n/n6237146db871
・「A教授からのハラスメントまでの経緯(2)」
https://note.com/tolleetlege561/n/n1c2d75a5eb32
これらの記事によって「権利を侵害された」と主張する方から株式会社note宛に「投稿記事削除仮処分命令申立」がきたと、同社の事務局より報告を受けました。権利侵害との指摘はあたらないとして削除依頼には異議を申立てる意向ですが、認められなかった場合これらの記事はnote上からは削除されることになります。
そこで告発内容の真実性を示す一助として、当時のメールのやりとり(古いスマートフォンに残っていたもの)や、キャンパスハラスメント防止委員会の審議結果報告書などを引用しつつ、上記の記事でまとめた経緯について改めて詳しく説明したいと思います。ただしスマートフォンの復旧作業が最近までできていなかったため、メールを参照することで、日付や前後関係などにかんして、記事中に若干の記憶違いがあったことも確認されました。それについても以下で適宜訂正したいと思います。
1 2015年8月
以下がそのやりとりです。この時点ではまだ一定の距離をとった文面となっていますが、しかしいまから見ると「リクルート」など、ことさらに“期待をかけられている”という印象をこちらに与えるような表現が散見されます。また、用件そのものとは無関係な水俣の海の写真や「カキ氷食べたい」といった文言なども――当時はフランクで親身な先生という印象でとらえていましたが――留学の面接や渡航前の準備合宿で少し話しただけの学生に宛てた連絡としては、過度に親密な雰囲気を醸し出しているように思われます。
2 2015年9月
以下は合宿後に私と男子学生Bに同時送信されたメール文面です。ここでは顔文字や「ため口」の使用は一切なく、私個人に宛てられた先ほどのメールとは明らかに違った雰囲気が感じられます。こうした対比も“自分は特別扱いされている”という印象につながっていたはずですが、当時はそこに恋愛的・性的なニュアンスを感じとることなどもちろん思いもよらず、純粋に学生として目をかけてもらっているという嬉しさが勝っていたと記憶しています。
3 2015年10月
以下の写真は上述のコメントペーパーに言及のある、10月31日のメールです。文中で「ゼミ」と言われているのは「Aが当時別の大学で受け持っていた隔週開催の購読授業」をのことを指し、私が「終わってからすぐ帰ってしまった」というのは参加者との食事会を欠席したということだと思われます。向こうから連絡をしてきたものの用件が不明瞭で、また「よく似た別人がいます」という報告も意図を測りかねるものですが、こちらの容姿に何らかの関心を抱いていることを示唆するようでもあります。
4 2015年11月
上記の出来事があった11月14日の深夜、解散後に送られてきたメールが以下です。
以下は授業のあった11月19日の23時ごろに送られてきたメールです。お茶の後、さらに夕食にも誘われたことがわかります。
以下がその誘いのやりとりです。●●先生に私のことを軽く伝えておいたというのは、以前の記事にも書いたようにAが「紹介してあげる」といっていた「国立大学の大学院のいい先生」のことです。いきなり翌日の予定を聞いてきていることや、私がその日に日中の短時間しか空けられないことを伝えるとさらに別の日時を提案し、わざわざ夜間の時間帯を指定していることなどはやや強引で、一般的にも教員の対応として不適切に感じられます。しかし前述の通り先生を紹介してもらった直後のことでもあり、なるべくAの意向に沿わねばという切迫が当時の私にはありました。当時の交際相手とのLINEのやりとりを確認すると、お世話になっている教師の誘いよりも私用を優先してしまったことについて自責するようなメッセージが残っており、結局、無理やり予定を変更して結局土曜の夜に会うことにしました。またLINEでは交際相手に「先生時間が取れるから土曜って言ってくれはったんよね?」と不安げに意見を求めるなど、Aの意向を気遣い怯えている様子も確認されました。
5 2015年12月
この箇所は記憶違いがありましたので訂正します。繁華街の割烹料理屋に誘われたのはその2日前、12月22日のことでした(以下のメール参照)。コース共通の授業の直後に夕食の誘いを受け、その後、Aの用事が終わるまで図書館で待っていたあとのやりとりです。
ただし12月24日にも以下のような誘いのメールが来ていたことは確認できました。その誘い自体は断っていますが、前回の誘いからわずか二日後という頻繁さに加え、文体もこれまで以上に親密で、また内容もプライベートに踏み込んだものとなっており、このころから明確に様子が変わりつつあることがわかります。(続く)
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