見出し画像

ゼブラコミュニティをきっかけに40万ドルの調達をしたグッドケース

今回は全世界のゼブラ企業に関心のある起業家、投資家、研究者らがつながるコミュニティでのコミュニケーションを通じて生まれた一つのグッドケースを紹介します。
原文はこちら

一人のゼブラ起業家がWefunderを通して約40万ドル調達しました

”Zebra起業家が手ごろな価格で利用できるクラウドファンディングの機会を効果的に利用できるようにするにはどうすればいいのか。”
これが、「アメリカンドリームを守る」というミッションを掲げる公益法人であるWeFunderと試験的にパートナーシップを締結する際、事前に考える必要のあるポイントでした。

まず、コミュニティ内のゼブラ起業家の求めることや、質問、懸念事項をよりよく理解するために、アンケートをとり、今回のようなパートナーシップにそもそもニーズがあるかどうか調査しました。

画像1


そしてその調査結果を踏まえて、WeFunderは、提携した起業家が商品やサービスを掲載することができる”Zebraセクション”を立ち上げました。この仕組を通じてWefunderは売上の一部をZebras Uniteにフィーとして支払います。

ある一人の起業家、Keoke Kingは、Zebraセクションで"Participant Assistive Products"を立ち上げました。B Corpと呼ばれる認証をとっている彼の会社は、市場の相場価格が一台2300ドルである子ども用車椅子の市場において、一台800ドルと手頃な価格の車椅子を設計・製造することによって、市場と消費者の間にあるギャップを解消しようとする企業です。

現在までで、Keokeは176人の投資家からWeFunderで425,000ドル以上の資金を調達しました。

画像2


このパートナーシップからZebras Uniteが受け取ったフィーは直接Participant Assistive Productsに投資され、それが私達の最初の投資となりました。

この一連のプロジェクトの結果、Keokeは最適な提携先を見つけ、自分が設定した条件でより最適な価格で資金調達を行えましたし、Zebras Uniteも株主として彼を支援できる事となり、関係するすべての人にとって良いものとなりました。

終わりに

このようなグッドケースを日本においても生み出し、日本におけるゼブラ企業におけるエコシステム構築のために、オンラインイベントの実施や情報発信をしています。また、投資事業も検討しており、今はゼブラ企業に興味のある起業家の方ともカジュアルにお話していますので、ぜひお気軽に以下メールアドレスまでコンタクトしてください。

tokyo@zebrasunite.com

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?