ゆるく日本一周したい:長崎(長崎市, 2020年2月)
長崎へ行ってきた
今回はランタンフェスティバルと軍艦島や教会などの歴史的な建造物を目当てに長崎へ行ってきた。
今回の旅のルートはこんな感じ↓。初日に長崎市内を観光して、次の日は伊王島をドライブしたり、軍艦島のツアーに参加した。
長崎のランタンフェスティバル
1月下旬から2月上旬の春節時期に開催されるランタンフェスティバル。1994年に規模を拡大したところ注目を集め今のようになったらしい。古くから貿易の要所として栄えてきた長崎を象徴するかのような祭りだ。開催期間中は中華街を中心にランタンが設置されて、パレードが至る所で開かれる。
1892年に開設された香港上海銀行長崎支店
長崎といえば室町時代から続く貿易港。そのため、各国の貿易やそれに関連する企業が長崎に拠点を置いていた。
今のHSBCの母体にあたる香港上海銀行の支店も長崎にあった。1982年に開設された香港上海銀行長崎支店は西洋風な建物ながら、内装は中華風な色合いでとても美しい。
日本で一番カトリック教徒の割合が多い伊王島
長崎はポルトガルとの貿易によって栄えると同時にキリスト教布教の本拠地となった場所。町には多くの教会があり、中でも長崎の伊王島は人口に占めるカトリック教徒の割合が日本で一番多い街でもある。
車を走らせていると突如現れる教会には誰もが驚くはず。
浪漫溢れる軍艦島
そして、やはり長崎といえば軍艦島だろう。もともと隣の高島でも石炭を算出していたが、もっと石炭が必要とのことで三菱が買ったのがこの軍艦島こと端島。東京ドーム1つ分の大きさに最盛期には5000人が住んでいた。当然平家では収まらず、住民は鉄筋コンクリートのマンションに住んでいた。
写真
長崎空港から市内へ
空港から長崎駅まではバスで移動。のはずだったが、良い時間のバスがなかったので、諫早駅までバスで移動して、電車で長崎駅まで移動する。
車窓の向こう側は海。この光景が見たくてわざわざ喜々津駅で40分待って海沿いを走る長崎本線に乗った。
いざランタンフェスティバルへ!
会場は新中華街の方になるのでホテルは中華街の近くにした方が便利。長崎駅からだと20分くらいは歩く。ランタンを見終わった後は屋台の餃子や角煮饅頭を買ってホテルでビール飲みながら食べるのが最高。
半島ドライブ
午後から軍艦島観光ツアーが入っているので、午前中は長崎市内から伊王島や野母町までのドライブ。
軍艦島へ
軍艦島に行くには船しかない。いくつかツアー会社があるが、今回は軍艦島コンシェルジュを利用した。HPが整理されていて見やすかったというだけの理由だが、事前に軍艦島デジタルミュージアムで元住民の方の話を聞けるのがよかった。
「屋上の上で野球やってがボールが下に落ちたらチェンジとか、狭かったからね。マンションが5階くらいだと投げ返せるんだけど、7階は届かなかったよ」
とか、住んでいた人しか知らない軍艦島のことをよく知ることができた。軍艦島の詳しいことはまた改めて別の記事で書きます。
香港上海銀行長崎支店
軍艦島に行く途中でたまたま見つけた香港上海銀行長崎支店。大浦天主堂に隠れて目立たないが、個人的にはこれが長崎で一番よかった。内装の色使いがとても美しく2時間以上ここで過ごしてしまった。
長崎は歴史的にも色々な出来事があって浪漫が詰まっている。長崎、行ってよかった。
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