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腐女子が読む呪術廻戦

 週刊少年ジャンプに連載中の「呪術廻戦」(芥見下々先生)は、大人気作品なので、うっかりこのページに迷い込んでしまった方がいらっしゃるかもしれません。
 ボーイズラブ(BL)や腐女子というものが苦手、お嫌いな方はすぐにお戻りください。

注意


 私はボーイズラブ(BL)作品を愛好する、いわゆる腐女子です。
 普段はnoteにBL漫画の感想を書いています。

 わかりやすいようにこんな題名をつけましたが、この記事では「呪術廻戦」全体の展開に関する考察や予想、「呪い」とは「正しい死」とは何かなどの分析はしておらず、主に虎杖悠仁と伏黒恵の関係性(虎伏)に私が驚嘆、感激したことについて書きました。

 単行本22巻、本誌220話までの内容を含みます。

 以上の内容をお許しいただける方は、どうぞ先にお進みください。


はじめに


 私は遅ればせながら最近「呪術廻戦」と出会い、アニメ第1話を見て一瞬でこの物語の虜になった。

 アニメ→原作単行本→本誌と進み、今では「呪術廻戦」を読むためだけに、生まれて初めて毎週発売日にジャンプを買うほどハマっている。

 主人公・虎杖悠仁の中に最強の敵(宿儺)が内包されるという設定、五条先生をはじめとするキャラクターの魅力、先の読めないハラハラする展開と、物語そのものが勿論面白いのだけれど、何より私を惹きつけてやまないのは、虎杖と伏黒の関係だ。

 明るく、天然人たらしでちょっとバカ、直情型で陽キャの虎杖と、冷静で賢く、慎重であまり感情を表に出さない陰キャの伏黒の組み合わせ。

 呪術高専の同級生で友人、ともに戦う仲間の二人。

 ジャンプ作品における≪友情≫に、それ以上の感情を見てしまうのは腐女子の常で、かねてから≪ジャンプは永遠に腐女子の聖典≫だと思っているのだが、虎杖と伏黒の関係は、私が今までどんな物語においても見たことのないものだった。

 今や宿儺に受肉され自我を沈められた伏黒は、魔王に囚われた姫そのもの。
 そして、虎杖は姫を救いに行く勇者であり、王子様。

 私が「呪術廻戦」に興味を持ったのは「呪術廻戦のヒロインは伏黒恵」というネット記事を読んだからだったのだが、もう間違いない。
 ヒロインは伏黒恵だ。

 名家の出自でありながら不幸な生い立ち、賢く優しく美しい、仲間のために自らを犠牲にすることを厭わず、陰に日向に主人公を支え続けている…そして、どういうわけか序盤からラスボス・宿儺に気に入られている。
 伏黒にはヒロイン要素が完璧に揃っている。

 212話からは虎杖、伏黒、宿儺の三角関係が物語の核になったと言えるし、220話以降、≪虎杖が宿儺に攫われた伏黒を助けること≫が物語の主題になろうとしている。

 読み始めた頃はまさかこんな展開になるとは夢にも思わなかったものの、虎杖と伏黒の関係性は第1話から私の予想を遥かに超えたものだった。

 

初対面でお互いのために命を懸け合う二人


 第1話で、呪術高専の生徒かつ呪術師である伏黒は特級呪物・両面宿儺の指が隠された仙台の高校を訪れ、虎杖と出会う。

 虎杖は呪力などない普通の高校生だが、尋常ではない身体能力を持っている。
 目の前を虎杖が走り去る瞬間、呪物の気配を感じて伏黒はハッとする。

 もうこの出会いから、腐女子は運命(あるいは恋の始まり)を感じずにはいられない。

 その夜、オカルト研究部に属する虎杖の先輩が両面宿儺の指の封印を解き、宿儺の指の呪力に反応した呪霊が現れてしまう。

 呪霊との戦いで追い詰められた伏黒は、虎杖に先輩たちを連れて逃げろと言う。

 しかし、ここで伏黒を残して逃げたら伏黒が死んでしまうと察した虎杖は、「俺に呪力があればいいんだろ」と言って宿儺の指を飲み込む。

 あろうことか宿儺が虎杖に受肉してしまったため、その力によって呪霊は倒せたものの、宿儺という特級呪霊が復活したのだった。

 本来であればこの時に、まだ力を戻し切っていない宿儺を虎杖ごと殺すのが呪術規定に乗っ取った行動だと伏黒にはわかっていた。

 だが、伏黒は五条先生に「死なせたくありません」と、虎杖の命を助けてほしいと頼む。
 
 そんな伏黒に対して、五条は「…私情?」と問う。
 迷いも躊躇いもなく「私情です」と答える伏黒。

 え…? 私情? 私情って何? 好きってこと?
 と私はこの時、真っ逆さまに虎伏の沼に落ちて行ったのだった。

呪胎戴天

 
 物語は、序盤から「呪胎戴天」という大きな山場を迎える。
 なんと、ここで早くも主人公虎杖が死んでしまう。伏黒の目の前で。

 虎杖が呪霊を倒すために宿儺を出すと決めた時、伏黒はもしも虎杖の肉体が宿儺に乗っ取られたら、虎杖を生かした「私情」の責任を取るために、自分の手で虎杖を殺すつもりだった。

 しかし、実際には宿儺がめちゃくちゃ強くて、伏黒が自らの命を懸けた奥義を出しかけたところで、ぎりぎり虎杖が戻ってくる。
 
 笑顔で「長生きしろよ」と言い残して倒れる虎杖の前で、暗い空を見上げて立ち尽くす伏黒。

 おそらくその頬を伝ったであろう涙は、雨に流されていく…。

 

二人の関係を決定づけた京都姉妹校交流会


 当然、主人公虎杖は復活する。
 宿儺との怪しげな契約によって。
 この契約が212話で読者を絶望の淵に突き落とすことになる。

 再会後、伏黒は虎杖を呼び止め、「何かあったろ」と尋ねる。
 伏黒だけが、虎杖の変化に気づいていたのだ。

「あ? なんもねーよっ」といつもの笑顔で誤魔化そうとする虎杖を、伏黒は無言でじっと見つめる。

 それだけで、虎杖にはわかったのだろう。伏黒には隠し事はできないと。

「……あった。けど、大丈夫なのは本当だよ」と正直に答える。

 順平を助けられなかったこと、人を殺したこと、それによって自分が傷ついたこと、自分が求める≪正しい死≫が何かわからなくなったことを虎杖は言わないし、伏黒もそれ以上何も聞かない。

 それでも二人はわかり合えるのだ。何も言葉にしなくても。
  
 交流会開始後、事前の作戦通り虎杖を東堂と戦わせ、別行動をとった東京校のメンバーだったが、楽巌寺学長の命により、交流会に乗じて虎杖を殺そうとする京都校の意図に伏黒だけが誰よりも早く気づいた。

「京都校(あいつら)、虎杖殺すつもりじゃないですか?」

 それを聞いた真希は、虎杖を助けるために「戻るぞ恵」と皆で引き返すことを即決する。

 この場面で伏黒はなぜか「……すみません」と謝るのだ。

 え? なんで???

 真希も「何謝ってんだ、バカ」と言うだけで、誰も突っ込まないけれど、なぜ伏黒が謝るのだろう。
 同じく同級生の釘崎は、無論謝らない。

「うちの虎杖のためにすみません」ってこと?? 自分も虎杖を助けに行く側なのに?

 虎杖の彼氏 or 家族的な立ち位置なの…? 

「仲間が死んだら、交流会も勝ち負けもねーだろ」とさらっと口にする真希の優しさにぐっときつつ、私は完成されつつある二人の関係に動揺と妄想が止まらなかった。

 この後、特級呪霊・花御が乱入してきて交流会どころではなくなる。

 伏黒と真希が協力して戦っても花御には全く歯が立たず、伏黒は腹部に呪力を吸って成長する芽を埋め込まれて重傷を負う。
 あわや、というところで東堂と虎杖が現れ、花御と対峙する。

 伏黒は「やめろ、虎杖!! そいつは、俺達でどうこう…」と戦わないように止めるのだが、東堂と虎杖はやる気満々だ。

 この場面で伏黒は虎杖に、「次死んだら殺す!!」と怒鳴る。

 このセリフで、私は完全にノックアウトされた。

 え、今なんて言った…?? (初見はアニメなので)

 これ以上の殺し文句に、私はこの先出会うことができるだろうか。
「死んだら、殺す」…!?

「死んだら許さない」「絶対に死なないで」の最上級強意表現。
 こんなに強烈な愛の言葉、聞いたことがない…。


 虎杖に対する伏黒の名台詞の中では、第143話の「俺を助けろ」が一番好き、という方がおそらく多いと思う。

 私は220話までの伏黒の全台詞の中でこの「死んだら殺す」が一番好きだ。

 京都校姉妹校交流会で、虎杖と伏黒の関係が普通の友情ではない、いかに強固なものかが確定したと思う。

起首雷同


 八十八橋に向かう前に立ち寄ったコンビニで、伏黒が手に持ったサンドイッチを虎杖がかじっているし、呪霊を倒した後、怪我をして河原に座り込んだ伏黒を虎杖が手をつないで立ち上がらせているし、この話でも虎伏の見所は多い。

 宿儺が虎杖に受肉したこと(虎杖が宿儺の指を飲んだこと)をきっかけに、呪霊に取り込まれていた他の宿儺の指が呪力を開放していること(共振)に気づいた伏黒は、このことを「虎杖に言うな」と釘崎に伝える。

 伏黒の心配をよそに、宿儺は「オマエが俺を取り込んだから、切り分けた俺の魂達が目覚めたんだよ」、「オマエがいるから!! 人が死ぬんだよ!!」と楽しそうに虎杖を責める。

 虎杖は怒りを内に秘めた表情で、「それ、伏黒に言うなよ」と釘を刺す。

 「呪胎戴天」で呪霊が発生した少年院の受刑者を救出するために派遣された虎杖たちは、無残に殺された受刑者の死体を発見した。

 遺体を持って帰ろうとする虎杖と「助ける気のない人間を、死体になってまで救う気はない」と主張する伏黒は、胸倉を掴み合って言い争った。

 そこで伏黒は「自分が助けた人間が将来人を殺したらどうする」と、今後自分自身を苦しめることになる問いを口にしたのだった。

 だから、虎杖は「伏黒に言うな」と宿儺を黙らせた。
 虎杖が人を殺したら、虎杖のせいで人が死んだら、その虎杖を助けた伏黒が一番苦しむことになるから…
 この懸念は、渋谷事変で現実のものとなる。
 

渋谷事変後、二人の関係は新たなステージに入った


 夏油の肉体を利用した羂索達の策略により、最強呪術師の五条が獄門疆に封印された。
 虎杖は漏瑚に一度に10本もの宿儺の指を食べさせられて、適応が追いつかず一時的に宿儺に肉体を乗っ取られ、宿儺はその強大な呪力で漏瑚も人間も虐殺した。

 意識が戻った後、宿儺=自分が「人をいっぱい殺した」ことを知った虎杖は絶望する。

 かつて伏黒が「自分が助けた人間が将来人を殺したらどうする」と言った、その通りの出来事が最悪の形で現実となってしまった。

 この問題こそ「呪術廻戦」の根底にあるもので、虎杖は呪霊と戦う伏黒を助けるため両面宿儺の指を飲み込み、宿儺の器となった。本来であればその時点で虎杖ごと宿儺を殺すはずだったのに、伏黒は虎杖を死なせたくないという「私情」から虎杖を助けて欲しいと五条に頼んだ。

 結果として宿儺の指の呪力により呪霊が活性化し、宿儺が渋谷で大量殺人を犯して、たくさんの人が死ぬことになった。

 虎杖が犯した罪は、虎杖を助けた伏黒も苦しめることになる

 だから、虎杖はできる限り多くの呪霊を倒し、人を助けることでその罪を償おうとする。

「俺はもう皆と一緒にはいられない」と高専を離れて行動する虎杖の前に、虎杖の処刑を命じられた乙骨が現れ、虎杖を殺す。
 しかし、またしても主人公は死なず、乙骨の反転術式で生き返る。

 乙骨に事情を聞いた虎杖は、「俺は、人を(殺した)」と罪を告白しかけるのだが、虎杖のセリフを遮るように伏黒が現れる。

(渋谷事変で自分の命と引き換えに魔虚羅を呼び出した伏黒が、宿儺に助けられた場面は、虎伏前提の宿伏好きの私にはたまらなかった)

「何してんだ。さっさと高専戻るぞ」と、伏黒は渋谷で虎杖(=宿儺)がしたことを知っているのに、まるで何事もなかったように話しかける。

 しかし、虎杖はそんな伏黒の態度に耐えられない。

「やめろ。当たり前のように受け入れるな。なかったことにするんじゃねぇ」
「俺は人を殺した!! 俺のせいで大勢死んだんだぞ!!」と自分を責める。

 虎杖が、自分が存在していいのかどうか迷うほど追い詰められていることを理解した上で、伏黒は「俺達のせいだ」と罪すら分かち合うのだ。

「オマエ独りで、勝手に諦めるな」と。

 そんな伏黒に対して、虎杖は思う。
≪そりゃ、オマエはそう言うさ≫
≪それじゃオマエは、俺が隣にいる限り、ずっと苦しむことになるんだぞ!!≫

 だが、自分の苦しみなど露ほども見せず、伏黒は虎杖に

「まずは、俺を助けろ、虎杖」と真っ直ぐ迫る。

 死滅回游に巻き込まれている義姉・津美紀を救うために、オマエの力が必要だ、と。

 あの伏黒がこんなことを言うなんて!という驚愕とともに、私は二人の関係が新たな局面に入ったことを知った。

 伏黒は基本的に冷静で感情的にならない。
 必要以上に自分の感情を抑制するタイプの彼が、これほどはっきりと自分の要求を虎杖に突きつけたことに驚いた。

 伏黒はこの時、虎杖に生きる目的を与えたのだ。

 絶望している人間を救うために最も効果があるのは、できるだけ具体的で、実現する可能性が高い目標を提示して希望を与えることだ。

 虎杖と伏黒は、初めて出会ったその日から、お互いのために命を懸け合い、仲間となって一緒に戦う間に強く結びつき、罪すら分かち合って、今やお互いのために生きている。

 友情や恋愛感情などのすべての枠を超えて、人間が他者との間にこのような関係を築き得るということに私は感動した。

 人間同士はかくも結びつき合えるのかと。

 罪も業も共有して、すべての運命を共にする覚悟。

 何の見返りもなしに。

 お互いに相手の存在が、生きる意味、目的、希望となっている

 私はかつて、こんな繋がりを見たことがない。
 腐女子はこれを愛と呼ぶけれど、そうでなければ何なのだろう。私にはわからない。

死滅回游


 死滅回游はルールや目的がわかりにくいし、物語中のゲームというものは虚構の中の虚構になってしまうためか、面白くないことが多い。

 死滅回游編に入ってから、謎の新キャラがたくさん出てきて、正直、中だるみ感は否めないのだが、虎伏の関係性だけは常に高いレベルをキープしたまま、212話で大転換点を迎える。

 宿儺が伏黒を使って何かを企んでいることを知った虎杖は、もし宿儺が出てきた時にすぐに殺してもらえるように乙骨の側にいて伏黒とは別行動をした方が良いと考える。

 しかし、戦力的には乙骨が単独で動いた方が効率がいいし…と虎杖と乙骨は悩むのだが、伏黒は「大丈夫だ」「そん時(宿儺が出た時)は俺が死んだ後、しっかり殺してもらえ」と迷いなく言い切る。

≪いや、そうならない(伏黒が死なない)ためにさ≫と虎杖は心配していたものの、結局、虎杖と伏黒は一緒に行動し、212話で宿儺が「契闊」と唱え、虎杖の体を乗っ取って自らもぎ取った小指を伏黒に食べさせて受肉するという大事件が起きてしまった。

 結果的には二人が一緒に行動しなかった方が良かったことになるが、いずれにしてもこうなるのが物語の筋だったのだろうし、それ以上に二人はお互いの側にいたかっただろうから、仕方ない。

 219話で津美紀(=万)を宿儺に殺されて深淵に沈み、一人きりで涙を流す伏黒の姿を見て、私はあまりにもつらく、苦しく、文章を書くどころかほとんど何も手につかなくなった。

 それでも、220話で伏黒を助けるため闘志に燃えた虎杖の姿を見て、私も書く元気が再び沸き上がり、今この記事を書いている。
 
 虎杖たちは伏黒を助けることができるだろうか。

虎杖と伏黒の最後は…?


 伏黒に倒されたレジィが最期に
オマエは運命に翻弄され、道化となって死んでくれよ
と恐ろしい呪いの言葉を吐いたから、それが死亡フラグとか言われていて、私はずっと伏黒のことを心配している。

 芥見先生が「伏黒の最後は決まっている」、「呪術廻戦」のラストについて主要人物(虎杖、伏黒、釘崎、五条)のうち、「1人死んで3人生き残るか、3人死んで1人生き残るか」と言われていることから、読者の間では伏黒が死ぬのではないかと以前から予想されていたと知った。

 212話で宿儺が伏黒に受肉して以来、私の心配は募るばかりで、毎週月曜日にジャンプを読むのが怖くて仕方ない。

 津美紀が生きている限り伏黒は大丈夫と思っていたけれど、その津美紀=万もあっけなく死んでしまった。

 宿儺の力を弱めるため、あるいは宿儺を倒すために伏黒が自らの命を犠牲にするのではないかと不安で不安で…。

 だが、虎杖は「俺を助けろ」と言った伏黒との約束をまだ果たしていない
 
 どうか、宿儺から解放することで伏黒を助けたけれど、結果的に伏黒は死ぬ、というような展開にはなってほしくない。

 虎杖の業も痛みも悲しみも受け止め、罪すら分かち合ってくれた伏黒の自己犠牲によって救われた世界に、虎杖だけが生き残る結末なんて悲しすぎる。

 釘崎の生死は不明というかなんとなく死んだようになっているけれど、できれば全員生きて、また虎杖、伏黒、釘崎の3人でワチャワチャ日常を楽しんでほしい。

 釘崎が女の子だからといってただ守られるだけの足手まといにならず、ちゃんと強くて共闘できて、虎杖、伏黒のどちらとも恋愛関係にならないのがこの物語の魅力の一つだと思う。
(この関係性は五条、夏油、家入にも当てはまる)

 同級生として共に生活し、戦いでは時に共犯となり、お互いに助け合って緩く繋がっている。
 この三人が仲良くしているシーンは本当に可愛いくて、癒される。
 彼らが何とか生き残って、何人たりとも奪うことの許されぬ青春の日々を取り戻すことが、私にとってのハッピーエンドだ。

 そして、虎杖と伏黒。
 信じられないほど、強く、深く、揺るぎない関係性を私に教えてくれた二人。
 どうか生きて、笑顔で最終回を迎えてほしい。

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