ユーチューブ日記 コロナ騒動と緊急経済対策

 コロナ騒動に対する緊急経済対策や自粛要請などに関する動画がいろいろと出ている。
 それぞれ特徴があり、人によって考え方・情報のまとめ方等が違うところが面白い。その中で特に印象に残ったのは、オリーブの木代表黒川あつひこチャンネルと日本第一党の桜井誠さんの動画である。

 黒川あつひこチャンネルは、コロナ騒動が起きる前からよく見ている。
 金融危機についての話とかロスチャイルドの陰謀論などが多く、すべて正しいとは思わないが、面白いし主張がわかりやすいところがいいし、ちゃんと予測しているので、それが当たるかどうか後で検証できるところもいい。
 昨日公開された動画は、下のようなもので、「緊急事態宣言は長期化する2年。…」という題だった。

スクリーンショット (35)

 諸外国の店舗などの自粛や休業に関するコロナ対策を紹介し、「日本は甘い。外国はこんなにやっている」という主張を展開していた。
 また、ゴルフ場やゴルフの練習場のことを結構問題にしていて、「どうも国から休業しない方がいいのではないか?という意見が出ているらしい。スポーツ施設は休業要請だとなっているのにゴルフ場だけはずれるのかな?というところはよくない」ということを言っていた。これは、確かにそうだと思った。

 桜井誠さんの動画は、「【桜井誠】マスク2枚配布と自己申告制の国民現金給付について『私ならこうやる!!』【日本第一党】」という題。

スクリーンショット (34)

 最初の方でマスク2枚のことについてふれ、「やらないよりはやった方がましだけど…」「そのマスクを医療関係者にまわす」「ホームヘルパーかああいった企業に回す方が先じゃないですか」と言っていた。が、この問題に触れていた時間は短く、そんなに力を入れてしゃべっているわけではなさそうだった。
 現金給付の方が気合が入っていた。
 全国民に給付することを主張し、「キーワードは世界恐慌…世界恐慌が起きるっていうことを各国は認識している」「国民の不安心理を安心させるというのが政治的意味」「国民の不安心理を安定させないといけない」と現金給付の必要性を説明していた。
 そして、現金給付以外に消費税廃止や所得税今年一年ゼロという政策も主張し、「国民の負担を一気に下げる」「一気に下げないと経済活動ができなくなるんですよ」と述べた。が、これらの政策を行うための財源については何も言っていなかった。

 黒川さんと桜井さんは、二人とも小さな政党の党首という立場は似ているが、今回は取り上げている部分が対照的なのが興味深いと思った。

※ 関連動画:ユーチューブ日記 コロナウイルス関連動画のいろいろ

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