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5月の川掃除

こんにちは。TTTのあさやまです。

今年から始めた月に一度の川掃除の5月編です。

月に一度ですが、今月はゴールデンウィークということもあり、
2回川掃除を行いました。

1回目は普段通りのメンバー2人で川掃除、
2回目は親子連れ(大人1人、子供2人)とともに、5人で川掃除をしました。

ここでは 1回目の川掃除について 記録します。
※今月2回目の活動はコチラ↓

基本情報

日時:2022年5月7日(日) 16:00〜18:00
場所:東京都八王子市浅川
天気:曇り 気温:21℃(前月21℃)
人数:2人

結果

今回は、45リットル袋でもギリギリ入る大きさの不燃ごみ(塩ビパイプやアクリル板等)を確認できました。
また、ゴールデンウィーク最終日だったからなのか、雑誌を読みながらお酒を飲んだゴミ、花火をした時のゴミが丸ごと捨ててありました。

中には打ち上げ花火、手持ち花火、缶などが入っており、袋ごと捨てていました。
雑誌、弁当の容器、缶など

正直、このようなゴミを見つけたこと自体が本当にショックでした。
浅川には週に2回ほど通っていますが、この日初めて見かけたため、近日中に行われた行為だということがすぐに分かりました。

見つけた課題と今後の対応

今回、大きなゴミを回収してみて、3つ課題点が判明しました。

① 袋の耐久性

ボランティア袋は100均で売っている薄すぎるビニール袋ほどではないにしろ、やはり耐久性には限度があります。
特に、尖ったものは簡単に袋が破けてしまう場合があります。

今後の対応としては、破れてもいいようにガムテープなどテープで補強することが考えられます。

② 回収できるゴミの大きさ・重さには制限があること

現在、私たちが行っている川掃除は個人活動の範囲です。
具体的には役所から20リットル及び45リットルのボランティア袋をもらい、その袋に入る範囲でゴミを拾っています。
例えば、不法投棄された自転車やタイヤなどは、当然、袋に入る大きさ・持って帰れる重量ではないため回収できません。
大きなゴミを見つけてしまっても、個人活動内でできる範囲は限られてしまいます。

今後の対応としては、大きなゴミや不法投棄を見つけた場合どのように対応すべきか、まずは役所に確認しようと思います。

③ ゴミの中に潜む生物を持ち帰ってしまうリスク

袋を持ち帰ることでリスクなのは、虫などの生物も持ち帰ってしまう可能性があること。
今回の掃除で拾ったゴムパイプには、すでに蟻が巣を作っていました。
できる限り追い出したものの、蟻が残ってしまっていた場合、
例えば、家に大きな巣を作ってしまう、育てている農作物を食べてしまう…などのリスクが考えられます。
自分の家ならまだしも、ご近所さんに迷惑をかけてしまう可能性もあります。
特にこれからの季節は虫の活動も活発になり、数も多くなってきます。

今後の対応としては、ゴミを拾う時には生物がいるか確認してから拾うこと。また、ゴミ回収日の近い日に川掃除を計画したり、回収施設に即座に持ち込んだりすること。
※回収施設へゴミの持ち込みができるかは、お住まいの自治体に必ず確認してください。

今月の生き物観察

【鳥類】
・モズ
・セキレイ(セグロセキレイ、キセキレイ)
・サギ(シラサギ、アオサギ)
・カラス
・スズメ
・ムクドリ
・キジ
・オナガ ←NEW!
・セッカ(鳴き声のみ確認) ←NEW!

【植物】
前回、分からなかった植物の名前が判明しました!
ニセアカシア(ハリエンジュ)

ハリエンジュマメ科
北アメリカ原産で明治初期に渡ってきた落葉高木(らくようこうぼく:1年のうちに葉を落とす時期のある、高さがおおむね5メートル以上の木)。各地で植えられ、野性化もしている。樹皮は淡い褐色で網目状の割れ目が入る。名前は、同じ仲間のエンジュに似て枝にとげがあることに由来する。またアカシアに似た花をつけるが、やはりとげがあり区別するために「ニセアカシア」の別名もある。葉は長さ約2.5~5センチの楕円形の小葉(しょうよう:複数の葉で構成される葉形のひとつひとつの葉のこと)の7~23枚がひと組で対生している。長さは約12~25センチになり枝に互い違いにつく。開花の時期は5月から6月頃で葉のわきから花序(かじょ:花をつけた茎)を垂らし白い花が密生する。ひとつの花は長さ約2センチで甘い香りがする。実は長さ約5~20センチ、幅約1.5~2センチの細長いさや状で褐色に熟す。

●高さ  約15~20メートル
●場所  奥高尾

高尾599ミュージアム公式サイトより


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