言葉の棘
今感じたことを残しておかないといけないような気がするから、今日も言葉を紡いでみようと思う。言葉についての話。
ネット社会は僕らの生活を便利に、そして豊かにしたことに間違いはない。でもその一方で僕らの心を貧しくしてしまったことも間違いないと思う。X(旧Twitter)を開いてみたら明らかなように、愛のある優しい言葉よりも、棘を持った醜い言葉の方がはるかに多くこの世界を覆っている。これは人類の歴史を見ても、他に例がない異常な事態だ。僕はそういう状態を目の当たりにして疲れてしまう。目の前を飛び交う誹謗中傷や叫び声が、僕に向けたものではないにせよ、やっぱり精神的に追い込まれてしまう。見たくないし、聞きたくないし、逃げたいし、消えてしまいたくなる。哀しいかな、でもこれが現実なんだよね。
言葉の力って強大だ。だって口から不意に出た誰かの優しい言葉で、死の縁を彷徨っているような人が救われることがある。そうかと思えば、口から不意に出た言葉で相手を悲しませて人を死に追いやることもできる。今この世界が僕らの醜い言葉で覆われているというなら、それを優しさで溢れた言葉で覆われた世界に変えることができるのも、また僕たちなんじゃないのかな。「周りがみんながこうだから」、「周りのみんながそうしてるから」を言い訳にして、自分までナイフのように言葉を振り回してはいけない。一人一人が自分で考えて言葉を発せられれば、もっと幸せな世界になると思うよ。一人の力ってバカにできない。勉強を教えられる先生はたくさんいるだろうから、僕はこういうことを伝えられる先生になりたいって思ったりする。
僕ももっと余裕をもって、優しさを分け与えられる人になれるように日々過ごしてる。まずは自分で自分を愛してあげなくちゃね。
今日もお疲れさまでした、おやすみなさい。
~曲紹介~
今一番届けたい曲
針と棘/RADWIMPS
どこで憶えたのそんな上手になるまで
それくらい人傷つけるのはお手の物
習った覚えは特にはないのに
むしろ鍛えてきたのは逆のはずなのに
僕がいけないの?
僕がいけないの?
これはつまりは先天的才能
誰が真似しようとも及ばぬほど
そう言っておいたらまたやらかしても
許されやしないかななどと思ってます
言葉の針を抜いてください
心の棘を剥いてください
あなたの愛にみつめられて
それを麻酔に剥いてください
どうか幸せでありますようにと
願う人であるほど切り刻んで
この期に及んでもどういうわけだか
少しかわいそうな僕などと思っています
今日はどんな僕で慰めてみよう
「それに気付いただけでもさ 君は優しいよ」いいねその調子
あと二つ三つあれば
明後日の夜くらいまでは
生きられるかな
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