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偉人と名言-2-スナフキン

今回は筆者の憧れの人でもあるムーミンシリーズのスナフキンの名言を1つ。

”僕はこの目で見ないものは信じない。その代わり、この目で見たものはどんなモノでも信じてきたよ"スナフキン

この言葉はとてもとても深いんです。ちょと解説を交えて少し話していきたい。

筆者とスナフキンの出会いは、小学生時代まで遡ります。両親の影響で小学生にしてはかなりの読書家だった筆者は、アニメではなく小説の「ムーミンシリーズ」と出会い、小学生が終わる頃にはシリーズ作品を全て読破するくらい大好きになりました。

その中でも筆者が惹かれたのはスナフキンでした。小学生ながら、彼の生き方とか考え方にすごく惹かれていきました。

大学生になって、あらためて読み直すと作者トーベ・ヤンソンの生きてきた背景や、人生哲学が反映されていて、娯楽におさまらない深い作品だなと感じるようになりました。スナフキンについても、トーベ・ヤンソンについても、いつかnoteでひとつの記事として書きたいな。

就活の時に「尊敬する人は誰ですか」に対して「スナフキンです」と答えて、面接官をキョトンとさせたのはいい思い出です。

現代のメディアリテラシー

スナフキンは自分の意思をすごく強く持っている人です。この言葉にも、他の言葉にも自分を持つ人の強さを感じます。

自分の目で見たモノを信じるって、簡単なようで難しいコト。そして、現代はより大切になっているコトです。

メディアやSNSが発達し過ぎて、情報が溢れまくっている現代。情報はウソもホントも意見も事実もごちゃ混ぜになって押し寄せてきます。そんな時代だからこそ、自分の目で見たコトを信じる大切さが重要度を上げています。

メディアやSNSの情報に囚われすぎてしまう人って、他人の目で見た情報に囚われすぎている状態です。それは自分で判断するコトを放棄して、周りの意見に流され過ぎるコトにも繋がります。

自分の人生の舵取りを自分でする。自分の目で見たものを信じる。そんな現代社会でも大切なコトをスナフキンは言っているように思います。





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