【Edge Rank 856】忘れたくても忘れられない先生【中川マナブ】

もうすぐGW、そして緊急事態宣言！今年もいろんな意味で忘れられないGWになりそうですね。

ということで今月の「Edge Rank」東京散歩ぽ号スタート！

カズオ・イシグロさんの「クララとお日さま」を読みました

こないだカズオ・イシグロさんの新作「クララとお日さま」を読みました。こちらはイシグロさんがノーベル文学賞を受賞されてからはじめての長編小説です。

人工知能を搭載したAIロボット「クララ」と、病弱な少女ジョジーのおはなしなんですが、物語全般はAIロボット「クララ」の視点で語られているので、物事の捉え方や考えがストレートに伝わってきます。

ロボット視点なので、その捉え方がものすごく独特なときがあるんですが、物語を通して、美しい映像を想像させるのでイシグロさんはやっぱりほんとにすごい作家さんですね。

映画化も決まっているそうで、今後の展開も楽しみでもあります。

クララとお日さま/Amazon

4月の共通テーマ「忘れられない先生」

4月の「Edge Rank」の共通テーマは「忘れられない先生」です。

もうかれこれ35年も前の出来事ですが、小学校5、6年生の時の担任だったA先生は、いまでも強烈で記憶に残っています。

A先生は、当時の言葉で良く言うと「熱血漢あふれる先生」。今風の言葉で悪く言うと「あってはならない暴力教師」でした。

小学校5年生の最初の1ヶ月は何事も起きなかったんですが、GWを明けてくらいから、A先生は次第に声を荒げたり、同じクラスの生徒がなにか失敗したり、悪いことをしてしまうと、怒鳴り倒して、体罰を加えてしまうこともしょっちゅう。

毎日1時間目はほぼ「説教」の時間だったので、登校する前に毎朝仏壇に手を合わせ「今日は何事もおきませんように」とお祈りしたものです。

クラスには、僕含め何人かお調子者がいたんですが、その多くがA先生に目をつけられて、A先生の必殺技「Aクロー」の餌食になりました。（僕は早くからA先生はヤバいと思って「お調子者」を封印しました）

A先生はよく、授業前に「姿勢ぃぃぃぃ！！！」と大きな声を上げることでクラス全員が背筋をビシッと伸ばすことがよくありました。

ある日、A先生が隣のクラスの先生と廊下でなにかを打ち合わせしたあと、教室に入ってきて「希望ぅぅぅぅ！！、、じゃない姿勢ぃぃぃぃ！！！」と今までにない声の荒げ方をした日がありました。

クラスのみんなが背筋を伸ばしつつも「えっ！？」という雰囲気になったのを今でも覚えています。

ちなみにその年明けの書き初めの文字が『希望』だったことは言うまでもありません。

忘れたくても忘れられないA先生のエピソードはまだまだ尽きないんですが、それはまた別の機会に。

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今月のテーマは #忘れられない先生 です。学校だけでなく、習い事でも塾でも先輩でもメンターでも、自分にとっての「忘れられない先生」について教えてください！反面教師もいるかもしれませんが（笑）
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編集後記

ということでEdge Rank、東京散歩ぽ（中川マナブ）号。今月もお開きの時間です。ありがとうございました。

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次号4月30日(金)は「主夫のぽぽ」の片元さんが登場しますよ！

どうぞお楽しみに！

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