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夜中にサンドウィッチ

SNSで繋がれる世の中において、本当の意味のつながりとはなんだろう?
こんにちは。これを読んでいるあなた。
配信休業111日の東京砂漠です。
最初の記事から順番に読んでくださると嬉しいです。

今日は台風が大変ですが、一瞬の灯りとりがわりに読んでください。

人はよくつながりを重要視する。それを絆とかへ表現する人がいる。私はたやすく、その言葉を使わない。なぜなら、とても儚いものであることを知っているからです。

用意されたデバイスで、誰とでも簡単に繋がれる。そして、ボタン1つでシャットアウトすることもできる。そんな世界において、配信なんてものをやるものとしては、通常、社会で起こり得るもの全てが起きる。そして、通常社会では起こらないであろうことも起こる。そして半ばその小さな世界のことがスタンダードであるかのように錯覚して、常識が非常識に、非常識が常識に逆転しても気づかない毎日を過ごしてませんか?

簡単に繋がれるのは入り口だけで、入り口があれば出口もある。問題はその間であると思う。その間にどれだけ関係性を強要せず、お互いを尊重しあいながら、変わらずに見守ってくれること。
それが、隔絶された場所に置いて、如何に大切であることを再認識するわけです。
そこには、友情や愛情といった言葉は関係なく、普段通り接してくれる間柄がある。
用意されたコミュニティーではなく、自然発生的に生まれた配信を通じてのコミュニティーは、私の財産です。

最近、検査することが多く夕方には16時に架空のマイクの前に立っています。

この前こんなことがありました。
夜中に看護師さんに、「大丈夫ですか」
そう肩を叩かれて起きました。
その時私が小さく唄っていたのです。自分でびっくりしました。
中島みゆきさんの、「時代」
唄ったことない歌だったので、
今のはいったいなんだったんだろうと、
看護師さんのペンライトも眩しくなかった気がします。
今繋がっている方が、全員いた夢でしたが、なぜこの曲だったのか?わかりません。

そろそろ、歩行練習などしておりますし筆談もしなくなりました。

真夜中に冷蔵庫にあるものでサンドウィッチを作るような、そんな気持ちでいます。コーヒーとサンドウィッチがあれば、誰か雨宿りに来ても…。そういう気持ちでラジオから聞こえる台風情報を聴いています。

今この時間から備えのため外に出ないでください。
今この時間から近くの河川を見に行かないでください。




明日の朝、目に触れることを心配するよりも、まず朝ご飯を食べることから始めてください。
あるもんで構わないから。

おやすみなさい。

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