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年賀状 時代は進んで どうなるか

こんにちは。
東杏印刷のオンラインストア「いいすと」です。

もういくつねるとお正月♪
お正月には 凧あげて♪
こまをまわして 遊びましょう♪
はやくこいこいお正月♪

これは瀧 廉太郎作曲による日本の唱歌、お正月(もういくつねるとお正月)です。
早いもので、もう年賀状の受付が始まりつつあります。(10月中旬時点)
思い出すと、私が小学校時代には兄弟で何通来るか競い合っていた思い出があります。

今回は年賀状について述べていきます。

年賀状と年賀はがき


年賀状」は新年に送る挨拶状のようなものです。
郵便局で販売されているハガキやポストカード、自分で作った私製ハガキを用いられることもあります。

一方で「年賀はがき」は、主に郵便局が発行する「お年玉付き郵便はがき」のことを指します。
大半の方々が「お年玉付き郵便はがき」を利用するため、ここでは年賀はがきをメインに述べます。

年賀はがき全盛期は20年前


2003年用のお年玉付郵便はがきの発行枚数は44億5936万枚でピークに達しましたが、その後減少傾向となり、2015年用は30億2285万枚まで減少しました。
2019年用は24億枚、2020年用は当初23億5000万枚で発行されました。
この減少は企業が儀礼廃止の方針を打ち出し、職場に向けて習慣が減少したり、インターネットで年始の挨拶を忘れる傾向が影響しています。
ちなみに2003年のピーク時には1人当たりの年はがきの購入枚数は34.9枚でしたが、2015年には23.8枚まで減少しました。

大まかな歴史


歴史的には、日本では奈良から年始の挨拶をする行事があり、平安時代には文書による年始挨拶も行われました。
1899年末には東京で「年賀はがき」の販売が始まり、翌年から全国の郵便局で実施されました。
また、年賀状を出す際「1月1日」の消印が特に重要となり、郵便局への投函数が集中するようになりました。
1980年代には年賀状印刷が盛んになり、寄付金付きの年賀はがきに絵や賀詞が印刷されるようになりました。
2000年代以降、インターネットの普及によりオンラインでの挨拶が増加し、年賀状の発行枚数が減少しています。
スマートフォンやSNSを通じた挨拶が一般的となった現代、年賀状の利用者数はさらに低下しているといわれています。


何通来るか、送るかで勝負をしていた時代から、メールが主流になって来て、「あけおメール」を送りあう時代、その後SNSなどのモバイルメッセンジャーアプリを利用した「あけおめスタンプ」などでコミュニケーションを取る時代へと変わりました。
これからどんな「文化」が誕生するか楽しみです。

弊社では年賀状の印刷も承っております。
>>こちらから、ぜひお問い合わせください。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。(飯嶋)

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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