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おくすり手帳のエトセトラ

こんにちは。
東杏印刷のオンラインストア「いいすと」です。

天気も秋の装いが濃くなってきました。
収穫の秋という事で、料理をすると美味しくなる旬の野菜が恋しい季節ですね。
例えば、かぶ、かぼちゃ、ぎんなん、さつまいも、さといも、じゃがいも、にんじん、えのき、しいたけ、しめじ、なめこ…主に根菜で美味しい食材を使った煮物とか、温かいスープが欲しくなります。
これからの時期に旬の野菜で体に優しいものを食べたいですね。

今回はおくすり手帳を取り上げてみます。


おくすり手帳って何?


おくすり手帳(おくすり健康手帳)は自分が飲んでいる薬の名前、量、飲み方、使用法、注意事項、管理の仕方などを記録しておく手帳です。
厚生労働省では正式名称を定めておらず、おくすり手帳、お薬手帳等の表記がまちまちですが、今回は“おくすり手帳”で述べていきます。

おくすり手帳がある便利なことは?

薬の飲み合わせで問題は無いか、重複していないか確認するのに有効ですし、医療機関に複数かかった場合でも適切に処方されるので便利です。
また、どれくらいの期間使っているのか、過去の受診歴やアレルギー等を確認するのにも役立っています。
さらに服用する薬の種類が多すぎる、または自身での管理が難しい方の場合、服用する本人以外でも管理ができるため、介護時も効果を上げることが見込まれます。
服用している本人や家族、医療関係者の方もおくすり手帳にメモを取れるので、自由に書き込めるのもメリットですね。

おくすり手帳の代表的な内容は?


主に処方内容です。調剤日、調剤薬局名、処方箋発行医療機関名、薬剤名、薬剤の用法・用量、日数、ジェネリック医薬品か否かが挙げられます。
また、副作用歴、アレルギー歴、主な既往歴、その他、自由な書き込みができること、以上が内容です。
ドラッグストアやコンビニで買った薬の名前を記入したり、サプリメントや健康食品など薬なのかわからないものを飲んだ時、また、わからないことを薬剤師や医師に聞くためのメモにも使えます。

おくすり手帳が誕生したのは?


おくすり手帳が誕生したのは、1993年(平成5年)に起きた別々の病院から抗ウイルス剤と抗ガン剤を服用された患者さんの事件がきっかけです。
また、1995年(平成7年)の阪神淡路大震災で、おくすり手帳があれば処方箋無しで薬を受け取ることができるケースがあり、災害に遭われた方々に対する備えとして認知されるようになりました。
2011年(平成23年)の東日本大震災でも災害時のおくすり手帳の必要性が再認識されました。
さらに、今はスマートフォンのアプリでおくすり手帳のサービスが広がっています。
かかりつけの薬剤師さんがいらっしゃる方も最近多いかと思いますので、薬剤師さんのアドバイスのもと、Google PlayやApp Storeなどで何か気になるアプリを取得してみるのもいいかも知れません。

私は若いころは健康だったので、たまに病院で処方箋を受け取り、薬局でおくすり手帳を手に入れても、そのうちに無くしてしまうことがほとんどでした。
これからは処方箋をもらった時にすぐ提示できるよう努めます。

もうすぐテレビなどでシチューやカレーのCMが流れる頃です。
私もカレーやハヤシライスが大好きなので、旬の根菜のじゃがいもやにんじんを使用した美味しい料理を楽しみたいと思います。

ハヤシライス!

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。(飯嶋)

 ※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。


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