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濃厚接触者日記【第1日】

家族が新型コロナウイルス陽性になった記録

第0日

月曜の朝、体調不良を訴える夫。検温は37.6度。すぐに発熱外来へ向かわせるが、PCR検査の結果は夕方だと言う。

平熱の私はその日、テレワークの夫を残してなるべく外出して過ごすようにした。中学生の長男と夕飯後も夫とは距離をおいて結果を待つ。

19時を回った頃にようやく病院から陽性の連絡が入り、今後の説明が長い間続いていた。

私は布団を子ども部屋に移し、自分と長男の今週のオフラインスケジュールをすべて欠席する連絡を送った。

第1日

この日も夫は主寝室、私と長男は子ども部屋で過ごすことにした。浴室は主寝室に近いので入浴はあきらめた。

朝はまず長男の中学に初めて欠席連絡を入れた。夫はテレワークの欠勤連絡と保健所に宿泊手続きを申し込んだ。明日には宿泊所に隔離されるそうだ。体温計が必要になるらしく、通販で取り寄せていた。

通販以外にインターホンが鳴ったのは、薬局からで、夫にコロナの症状を軽減する薬というのがドアノブに掛けられた。

相変わらず平熱の私と長男は、ベッドの上で過ごすのに退屈し、自転車で海までサイクリングをした。

夕方には長男の担任から連絡があり、事情を伝えた。

今週いっぱいどうにか発症しないで乗り切りたいところである。

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