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チリも積もれば山になるのでしょうか、というお話。

東京鋼鐵都市通信

ハロー、こちら東京メタルシティ。水曜日の夜12時前。
何だか今日はとても眠い日でした。季節の変わり目だからかな？
そちらはお天気どう？今日はどんな日だった？
温かいものでも飲んで、少しお話ししましょう。

さて、突然ですが古くから「チリも積もれば山となる」と言いますね。
あと、千里も道も一歩から、とか、ローマは1日にしてならずとか、
継続の重要性を説く有難いお言葉は多くの人がおそらく何百年何千年と語って
きたと思います。おそらく。

それはなぜかと言うと、続けることが案外しんどいから。

自分という人間を、24時間365日やってる立場としては自分が「どの程度」かってのは結構知ってて、まぁそんなに飛躍的に何かが変わるわけない、と、そう思いがちですし、実際そうでもあるし。
そんな中で一つのことを続けるというのは案外大変です。
途中で「景色が変わらない時期」が必ずあるから。

でも、それは景色が変わってないんじゃなくて、自分がその景色を
「知った気になっちゃってるから」ですね。

本当は変わってるんです。景色も季節も。
なかなかそれがわかりにくくなっちゃう。自分の客観的な変化には
とても気が付きにくいです。24時間365日、主観から逃げられないので。

楽器においても運動においても練習、って言葉自体も重たいですしね。
あと、勉強って言葉になっても重たい。
訓練、、うーん、重たい。作業、、、それは味気ない、、、。

そして継続って言葉も結構重たい！！義務感ある響きですね。

なので、もうちょっと軽く考えた方がいいかも知れません。

前置きが長くなりましたが。
今はとてもいい時代ですね。SNSもあるし、スマホで撮ろう(録ろう)と思って
すぐ記録が残せる。これは使わない手はないと思います。
特にルーティン的なものとかは。

ボクもTwitterでは #東メタドラム練習録 っていうタグでドラムの練習記録や叩いた際のメモをとってますが、当然記録にもなるし、あとそれをフォローしてもらってる方達に見てもらえるので、言葉選びは微妙ですが心地良い強制力もあって、
ボクみたいなすぐ「なぁなぁ」になる人間にはとても便利なものだなぁと有り難く思ってます。

さてさて、ドラム、今日で始めてから25日が経ちました。
チリ、ちょっとは積もってるのでしょうか、それを少し覗いてみましょう。
本人的には特に何も変わってないという体感はあったのですが、、、


まずはこれがドラム始めて5日目です。パッドを買ってこの「トコトコ練」を始めたばかりの頃ですね。まぁ、5日にしてはメトロノームともあってるかな、いや、、、あってないかな、、って感じですね。

そこから朝晩、大体各10分はやってます。このトコトコ練は。
この５日目の時から20日経っているので今日で

20分(朝晩10分ずつ)×20日＝400分！

おー、延べ時間で6時間40分は経ってるわけです。
こうやって計算してみるとなかなか侮れませんね。
チリも積もっていく実感が湧く数字のような気がします。

じゃあその6時間40分後はどうなったのか、っていうのがこちら。

一日、ちょっとずつ微調整をしながら練習した結果(まだ経過)ですが、
どうでしょう？ぐっとそれらしくなってきた気がします。
特に左手が、最初の頃よりずいぶん「振れる」感じなってるのが分かるように思います。(わかる？？わかるかな？？？わかるよね？？？)

これはチリもまだ依然としてチリのままではありますが、
でも確かに積もってるのではないでしょうか？

いつか山になる日を信じて明日もまた積み上げようと思います。チリを。

ギターのレッスンでも生徒さんに「思い出した時には自分の演奏や練習を動画や録音で残しておくといいですよ」と伝えています。
自分の上達は自分が一番分かりにくいですし、自分の努力は自分が一番評価が難しいです。

記録に残しておくことで、「あ！あの時弾けなかったのが弾けるようになったんだな」とか「この時の自分、一生懸命やってたんだな」とか、自分を客観的に評価してあげられる大事なセーブポイントみたいになっていくので、
このnoteをご覧の方で楽器をやっている方はぜひ取り入れてみて下さい。

チリも積もれば山となる、そう信じて明日もボクはパッドをトコトコします。


東京メタルシティより愛を込めて。

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