原動力は「ありがとう」得意な家事を価値に変えた”ほたるさん”
こんにちは！「東京女子キャリア」運営のこもりんです。
本日は家事代行の会社を起こしたほたるさんにインタビューをしました。
ほたるさんは
・人の役に立ちたい
・楽しい労働を伝えたい
という考え方の持ち主でした。
この記事はこんな方におすすめ！
・自分の能力を人のために活かしたい人
・シェアリングエコノミーに興味がある人
・働く喜びを感じたい人
ほたるさんってどんな人？
ーーまずは簡単に自己紹介をお願いします。
はじめまして、ほたるです。
家事の代行業者をやっています。
高校2年生のとき、興味のあったスキルシェアアプリで家事代行を始めました。
活動を始めて3ヶ月くらいでユーザーランキング1位を獲得したんです。
その後、たまたまご縁があって、起業しないかと声が掛かったことがきっかけで会社を起こしました。
今の仕事・働き方を選んだ理由
ーーもともと家事ができたんですか？
うち、母子家庭なんです。
しかも、女の子ばかりの5人姉妹の真ん中でして。笑
母を助けようと家事にすごく力を入れているうちに、家事力がついたんです！
ーーお母様を助けようと磨かれた力というわけですね。そこから、なぜ家事代行を始めたんですか？
アルバイトが嫌になったのがきっかけです。
居酒屋やコンビニなどいろんなアルバイトをしていたんですけど、楽しい労働じゃないなと思って。
ーーうーん、なるほど。
はたらくことでもっと人から必要とされたり、「ありがとう」でつながるお金の流れだったり、そういったものが欲しいと思ったんです。
私の能力を活かすことで誰かの役に立って、代価として「ありがとう」と一緒にお金をいただける流れを作りたいなって。
それで始めたのが、家事代行でした。
会社について
ーー今の会社について教えてください。
今は私一人で全然会社らしいことはできていないんですけど、家事代行をはじめ経理などの業務委託も受けています。
今18歳で、せっかく大学に行かずにこういった仕事をしているので、4年間は必死にやってみて、自分の能力を上げていきたいと考えています。
いずれは、人を雇えるようになれたらいいなぁなんて。
ゆるい発想なんですけど。笑
ーーできると思いますよ。今の時代、家事代行の需要はかなりあると思います。ちなみに、時給はコンビニや居酒屋のアルバイトよりも高いですか？
家事の内容によって料金は変わります。
高校生のときは時給1000円くらいだったんですけど、それが嫌だったんです。
「私の1時間ってそんなものなの？」って思って。
家事代行の仕事で、時給を2000円にしたら、意外といけたんです！
そのときに、自分の価値をお金に変換していけばいいんだと気付けたんですよね。
ーーそれじゃあ、今は時給2000円以上ということですか？
はい、それでやらせてもらっています。
これからのビジョン
ーー今後のビジョンを教えてください。
人を助けるといったシェアリングエコノミーの考え方が好きで、それを軸に人とのつながりを築いていけたらと思っています。
自分で仕事が取れたときの「良かった。自分は必要されてる」て感じられる瞬間が本当にうれしくて。
「はたらく」って、人間の根底にある承認欲求を満たせる部分があると思うんです。
学生さんや、はたらくのが楽しくないと思っている人に、こういう喜びを伝えていけたらいいなと思っています。
そんなはたらき方が、世の中のベーシックになったら良いなと思います！
ーー今後は人を雇うことも考えていますか？
そうですね！
まずは自分のスキルを上げないと、人を雇う基盤はできないかなと思っています。
家事代行は好きでやっていますが、それだけに目を向けているのはもったいないとも感じているので、いろんな人を見てたくさん吸収していきたいです！
編集後記・まとめ
以上、ほたるさんのインタビューでした。
ほたるさんは今年19歳という若さながら、しっかりとしたビジョンを持ち、自身の「好き」とスキルを活かして道を切り開く、たくましい女性でした。
今後の活躍も楽しみです。
ありがとうございました！
photo by @chan_kamera
▻女性の未来を照らすフォトグラファー
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