フリーランスこそ、リモートワークを取り入れよう！

会社という環境ではなく、離れたところではたらいている形態をいう「リモートワーク」。
年金2000万円問題から、個人の将来の準備は個人でするという流れが大きくなりつつあり、起業される方も多くなりました。起業家、つまりフリーランスです。
今回は、そんなフリーランスの方にこそ、ぜひリモートワークを取り入れて頂きたい、そんな記事です。

リモートワークとは
先ほど、リモートワークとは、会社という環境ではなく、離れたところで働いている形態といいましたが、ここには会社との雇用形態を前提としていました。
しかし、フリーランスにお勧めするリモートワークとは、個人事業主であるあなたが、仕事を受注して、作業し、納品するこの一連の仕事の過程を、自宅や自分の仕事しやすい環境で行うことをいいます。

フリーランスにおすすめするリモートワークの具体的内容

仕事の募集
まずは、仕事の募集をします。これはネットで行うことが可能です。
大きく2つのアプローチがあり、仕事を募集しているところに自分を売り込む（営業する）か、顧客を募集して注文を待つかです。
いまは、アウトソーシングサイトも多くありますので、2つのアプローチどちらとも、それぞれのサイトで行うことが可能です。

実際の仕事内容
実際の仕事ですが、これは、あなたの業種、仕事内容によって異なります。
PCを使ってできる仕事であれば、自宅で行うことが可能です。
実際に現地に赴いたりして行う仕事の場合は、それまでの計画や日程、打ち合わせなどを、ネットで出来るようにしましょう。

納品
仕事が終わったら納品となります。
これも実際の仕事と同じで、仕事内容により変わってきますが、納品する商品が電子データなどであれば、仕事の募集で行なったサイトを使用する場合もあります。

フリーランスがリモートワークを始めるには何が必要？

自分の仕事の作業工程を分解
まず自分の仕事工程を分解していきましょう。その中で環境、ツール、スキルでどのようなものが必要かを明確化していきます。

必要なツールとスキル
明確化した環境とツールを揃えていきます。
最低限必要なものとしては、ネット環境とPCになるのではないでしょうか。

自分に無いものへの対応
スキルなど自分に無いものがあった場合への対処は2つです。
自分で学んで身につけるのか、外注（アウトソーシング）するかです。
もし起業したばかりで経費的に余裕がなく、自分で頑張れば学べるスキルであれば、自分で学んで身につけることも1つの手段です。
そうでなければ、思い切って外注（アウトソーシング）し、その空いた時間で、他のことをしていく方が良いでしょう。

フリーランスにおけるリモートワークのメリット、デメリット

メリット
1．時間の融通、確保が容易
まず、通勤時間がなくなります。
次に、会議や打ち合わせといった相手がいる時間以外は、自分の計画で仕事をすることができるので、時間を使うのに大きな融通性を持つことができるようになります。

2．ライフプランの充実
自分のペースで仕事ができるので、その分趣味や自己啓発などの私生活を充実させることができます。また、育児や子育てなどに時間をとられるような場合も、仕事を続けていくことが可能です。

デメリット
1．意思疎通が通常より難しい場合がある
TV会議などを除き、基本的にはメールやチャットでのやりとりが多くなりますが、文書だけで意思疎通をはかるのに対して、難しさを感じる方が多いようです。

2．専用のスキルを習得する必要がある
これは人により差が出てきますが、ネット環境を使うので、最低限のPCスキルや仕事で使うアプリ・ソフトの操作スキルが求められます。もし、あなたがネット環境に慣れているのであれば、それほど、大きなデメリットにはなりません。

３　自分で自分を律する
　　会社のように上司がいるわけでは無いので、自分で自分を律して計画的に仕事を進める必要があります。
また、困ったときにも、すぐに相談できる同僚などが身近にいるわけでは無いので、ある程度自分で行なっていくことを最初に意識しなければなりません。

まとめ
このようにフリーランスにとって、リモートワークをうまく取り入れることにより、時間の確保と仕事の効率性や生産性を大きく向上させることができます。
また、ネットの発達により、ネット上に様々なポータルサイトやサービスも増え、フリーランスなどの個人がリモートワークを取り入れるのに、ハードルが低くなってきています。
まずは、自分の今の仕事のどの部分をリモートワークにするにかを決め、1つずつで良いので、段階的にリモートワークを取り入れ、あなたのビジネスを発展させましょう。