トキョ生き

Tokyoで生きている。20代後半のリアルライフ。旅行本書評、エッセイを書いていこうと…

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Tokyoで生きている。20代後半のリアルライフ。旅行本書評、エッセイを書いていこうと思います。

最近の記事

【辺境メシ ヤバそうだから食べてみた】読書感想文

私の大好きなエンタメノンフィクション作家、高野秀行さんの著書。 高野さんといえば、徹底した現場主義。 誰も行かない謎の多い外国に、ニコニコそしてズカズカ入っていて、最終的には現地の人と肩を叩き合って笑っている、そんな体験を本に書いているというイメージ。 道中のハプニングや、高野さんの常人離れしたチャレンジ精神、ユーモア、時たま出てくる鋭い社会考察が、笑えて興味深い。 旅や滞在など1本の長いストーリーラインが高野さんの真骨頂なのだか、この本は食事にまつわる単話を集めた本

    • 【スーツ交通】YouTube感想文

      今日書くのはこちら YouTuber「スーツ交通」が、シベリア鉄道を使ってユーラシア大陸を東西にぶち抜く1日目。 日本から出発した旅の7日目でもあるらしい。律儀に最初から観るなんてことはしていない。 スーツ交通というYouTuberを知ったのは2日前。知人に教えてもらった。 このYouTuber、テレビ出演もしたことがある大物らしい。全然知らなかった。 動画を観ればすぐ分かるが、とにかく喋る。 何を見聞きして育ったら、こんな巨人ー阪神戦をラジオ中継する昭和のNHK

      • 【空白の5マイル】読書感想文

        【今回紹介する本】 空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む (集英社文庫) 角幡唯介著 【感想】 これは休日の昼下がりにスタバで読む本ではなく、1人寂しい静かな夜に冷蔵庫がウーンと唸る音を聴きながら向き合う本だ。 話の内容も、1人の男が修行僧のように自分の精神性を突き詰めていくものだ。 私が筆者の角幡唯介を知ったのは、新宿の紀伊国屋のノンフィクションコーナーに平積みにされた「極夜行」だ。 これはまだ冒頭ちらっとしか読んでないのだが、めちゃくちゃ面

      【辺境メシ ヤバそうだから食べてみた】読書感想文