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置き去りにされていた自分

一週間くらい前から

顔から耳、首にかけての皮膚が炎症を起こしている。


熱を持っていて、ぴりぴりして、ちょっと痛痒い。


日焼けか、花粉か、更年期か、何かの好転反応か・・・

考え始めるときりがない。


なるべく気にしないように、と思っても気になる。


そして今日、自分の癖が出てきていることに気付いた。


それは

「これが治ったらこの体験をネタにしよう」と言うこと。


早くこの現状から先に進みたいと思うあまり

「ただ、いまこの瞬間に着地する」という

一番シンプルで一番パワフルなことがおろそかになっている。


仕事が終わってから

石と精油のサポートを借りながら

炎症をしっかりと感じてみた。


思考を一切ストップして

体を使って、ぴりぴりする感覚の中に飛び込んでみた。

それが全身に広がっているかのようにどっぷり浸かって

そのままじっくり味わう。


そしたら出てきたのは

「敏感で繊細な私もないがしろにしないで!」


強い自分、経験をネタにできる自分は「良い」と判断して

すぐに傷ついたり、動揺したり、過敏に反応したりする自分には

どこかでダメ出ししてた。


強くならなきゃいけない、と置き去りにされていた

繊細な自分をしっかりと抱きしめて、一緒に泣いて、ホッとして。


そして、精油の香りをかぎながら

石を体に置いてくつろいでいると

季節の変わり目でも時代の変わり目でもあるいま

体が蛇のように脱皮してくれているのを感じた。


症状が気になるたびに言ってあげよう。

「生まれ変わろうとしてくれて、ありがとうね。

なにかサポートできること、あるかな?」

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