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意外と知らないカジノとギャンブル業界10の事実


カジノやギャンブルの世界には、興味深い神話や伝説が多くあります。
例えば、ネバダ州刑務所内に1932年から35年間カジノがあった!フェデックスの創業者はブラックジャックで大儲けして会社を救った!夢中になりすぎてカジノ内で排泄してしまう依存症者!等。他にも意外と知らない以下10項目を ラインアップしました。

1. モナコ市民はモンテカルロのカジノを禁止されている!

モンテカルロのカジノは、旅行者にとってはギャンブルの楽園です。市民にとっては、1800年代半ばカロリーヌ王女が収入は外国人からのものだと主張してモナコ市民の賭博を違法にしました。モナコ市民にとっての利点は、モナコがカジノの収益を運用するため市民に所得税を課していません。

2. ラスベガスは1950年代から90年代核実験場だった!

まるでオープンワールドRPG「フォールアウト: ニューベガス」の世界のような、冗談にもならない事が行われていました。米国エネルギー省が1951年から1990年初めにかけて、ラスベガスから北西わずか100キロ離れた所に1000回以上の核実験を行ったのです。急成長している観光スポットから見えるきのこ雲と“夜が昼になった!”恐ろしい光景を、商工会議所の爆発時間に合わせアトラクションとしていました。さらにキノコ雲の衣装を纏った「ミス・アトミック」美人コンテストや、カジノバーでは「アトミック・カクテル」を作り、きのこ雲グッズの販売までしていました。

3. 「カードカウンティング」は合法! 出入禁止も起こりうる!

「カードカウンティング」とは、ブラックジャックの法的戦略であり、プレイ中にどのカードが使用されたかを記憶してデッキに残ったカードの有利性を見極めて掛け金を増減するテクニック。映画の“レインマン”や“21”では魔法のように見えますが、実際は単純な算術なのです。世界中のカジノで行われていて、俳優ベン・アフレックは「カードカウンティング」で勝ち続け「うますぎる」と言い渡され同カジノで出入禁止になったのは話題になりました。カジノでは、プレイヤーにゲームからの退出や別のゲームのプレイを依頼するだけでなく、ルール変更やデッキを頻繁にシャッフルしてカードカウンティングを阻止することができます。

4. サンドイッチの由来はカジノから!

名前の由来は1765年イギリスの4代目ジョン・モンタギュー・サンドイッチ伯爵が、食べる時間も惜しむ程大のギャンブル好きで、プレイしながら手を汚さず食べられるよう召使にスライスしたパンの間に肉等を挟んで持ってくるように言ったのがサンドイッチの 始まりです。実際には、サンドイッチ伯爵は仕事中に食べていた方が多かったようです。ヨーロッパでは既にパンと肉のコンボを何世紀も食べていましたが、この伝説はフランス人が書いたロンドンガイドに記され、サンドイッチの名前とカジノに夢中であったというゴシップストーリーから広まりました。

5. 自発的にカジノから入場制限できる制度!

ギャンブル依存症者のために、米国、シンガポールや韓国ではカジノに足を踏み入れるのは犯罪となる入場制限の申請ができる「自己排除申請制度」を実施しています。
例えば、米国のオハイオ州では、1年、5年、または生涯禁止の「自己排除申請制度」があって、一度生涯禁止を選択した場合それを撤回することはできません。

6. ラスベガスで最初のカジノラインセンス取得者は女性!

かわいい女の子ニッキ―がキャラクターのカジノゲームラッキーニッキ―も今流行りですが、ラスベガスのカジノ業界で最初の法的カジノライセンスを取得したのもなんと女性なのです!1920年に地元新聞の社交欄に度々解きあげられた良き妻で母であるメイム・ストッカー、その当時ベガスで合法だった5種類のゲーム、スタッド・ポーカー、ドロー・ポーカー、ローボール・ポーカー、500とブリッジで、“カジノ・ノーザンクラブ”をオープンさせました。(下写真:メイム・ストッカー)

7.日本でカジノは違法!合法のパチンコ換金!

2016年12月にカジノ法案が可決された日本ですが、すぐにカジノができるわけではありません。現在に到るまで日本のギャンブラーは、法の網をくぐり抜けながらプレイすることを余儀なくされています。人気なのはパチンコです。ブランド物、生活雑貨、アルコールなどの景品に交換することができ、それらを景品交換所で現金にできる“パチンコ換金”は合法です。日本のパチンコ産業と世界のカジノ年間売上げは、ほぼ同じくらいとも言われています。

8. 世界最小のカジノは住所がありません!

「世界最小のカジノ」は、ロンドンのグロヴナーカジノの新世代モバイルカジノの先駆けとなったブラックキャブの中です。ゲームテーブル、ディーラー、オンラインゲーム、バーやライブスポーツも観戦できるテレビ付。慈善寄付をする限り市内のどこにでも行けて、また無料でカジノまで連れ行ってくれます。

9. 世界最大のギャンブルの首都は?

多くの人はラスベガスと思うかもしれません。世界最大の賭博都市はマカオです。カジノが合法である唯一の中国領でもあり、マカオのカジノ収入は2012年にラスベガスの5倍を上回りました。ペニースロットで大半を占めるラスベガスとは異なり、収益の75%がVIPルームのハイローラー達の大きな賭けです。

10. カジノディーラーの儀式的行動 

カジノディーラーがテーブルを退出する前に行う儀式的行動を見たことがあるでしょう。ディーラーもプレイヤーと同様に、頭上にある数台の監視カメラで常時監視されています。監視カメラに向かって、手を叩いたり降ったり、手の平と甲を交互に見せてチップを持っていないことを証明します。ディーラーがチップを盗むことが最も一般的なカジノ犯罪のひとつなので、このルールが適用されています。

まだまだ逸話はありますが、世界中で人気のカジノは人々を幸運のチャンスの魅力から遠ざけることが難しい事を証明しています。今ではどこでもカジノを楽しめる時代。娯楽は大事です!もっと大事なのは依存しないで楽しむことですね。

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