見出し画像

【トーキョーバイクのある街】 vol.9 asatteのジェラート /谷中

この連載では、トーキョーバイクの直営店がある街「谷中・吉祥寺・清澄白河・中目黒」のご紹介をしていきます。私たちトーキョーバイクスタッフが好きなお店。そのお店の方が好きなお店や場所。トーキョーバイクのある街を訪れた皆さんに、より一層、”その街”を楽しんでいただけたら嬉しいです。

tokyobike 谷中 Soilの本多です。
今回は谷中よりasatteのジェラートさんのご紹介です。

asatteのジェラートは元々古民家だった建物を改装した店舗で、細い路地を歩いていると赤く塗られた建物が目に入ってきます。


ジェラートは9種類の定番フレーバーと、季節の素材を使ったジェラートがあり、
その中から日替わりでお店に並びます。
使用する果物の多くは、仲のいい農家さんから直接仕入れることが多いのだとか。

シングル、ダブル、トリプルと、乗せるジェラートの数を選ぶことができるのですが、どの味にしようか悩んでいると食べたいものが増えていくので、僕は結局トリプルにしてしまうことが多々・・!

ジェラートだけでなく、クレープもあります。
クレープは、「生地を楽しむクレープにしたい。」という思いから、素材にこだわり、できるだけシンプルに。全粒粉を使用した、生地が主役のクレープです。

種類は「シュガーバタークレープ」「黒糖バタークレープ」「シナモンシュガーバタークレープ」の3つから選べますよ。

どちらもテイクアウトが出来ますが、
お店の裏手に「asatteの裏庭」という落ち着くスペースがあります。

ジェラートやクレープを買って裏庭で食べるのがすごくおすすめで、
日によってはこの裏庭でコーヒーも飲めるようです。

2022年2月にお店をオープンされたasatteのジェラートさん。
なぜ谷中を選ばれたのか、店長の佐藤さんに伺いました。


asatteのジェラートがこの街を選んだ理由

ーーお店を始めるきっかけや背景についてお伺いできますか?

佐藤「asatteの建物は築50年を超える民家でした。
小さな路地にひっそりと佇むこの場所を私たちは、運営する各店舗(※)のセントラルキッチン、そして新たな食のアイディアを生み出す工場にしようと考えました。
その入り口をジェラテリアにした背景にはたくさんの理由がありますが、一つに街の人とつながりを大切にしたいという思いがあります。 」

※asatteのジェラートは、HAGI STUDIOが運営されているお店で、他にも谷中に素敵なお店さんを出されています。
谷中にいらした際はぜひ。

・HAGISO(@hagiso_yanaka)
・hanare yanaka(@hanareyanaka)
・TAYORI(@tayori_yanaka)
・TAYORI BAKE(@tayori__bake )

お気に入りのスポット

ーー谷中は商店街があり、個人店も多くあります。のんびりとした時間が流れていて、観光で訪れても、住む街としても楽しい街だと思うのですが、そんな街で働く佐藤さんのおすすめの場所はありますか?




佐藤「もちろん。ひとつめは、空薫(そらだき)さん。
暖簾をくぐり手に取る空薫さんのお菓子は、そのひとつずつが手間をかけられ、丁寧 に作られていることが伝わります。
いつでも季節の風情を感じる和菓子に出会えます。 」


空薫
東京都台東区谷中3丁目11−12
営業時間:12:00-18:00
定休日:月曜-木曜

佐藤「もうひとつのおすすめ、コーヒーショップignisさんは、元お寿司屋さんの名残を感じる大きなカウンターが印象的なドキドキする店内。
香り や味に留まらないコーヒーの楽しさの体験、さらに想像力と新たな発見を与えてくれるお店 です。 」

ignis
東京都文京区千駄木3-44-11
営業時間:11時-18時
定休日:不定休

佐藤「最後におすすめなのが、蛍坂 。谷中らしさを感じる細く静かな坂道です。緩やかな傾斜を自転車でくだるととても気持ちが良いです。」

asatteのジェラート
 
東京都台東区谷中3-10-14
営業時間:平日12:00-19:00 / 土日11:00ー19:00


定休日:水曜日

今回はasatteのジェラート・佐藤さんに谷中の「おいしい」をたくさん紹介していただきました。
asatteのジェラートでは季節によっておいしいジェラートを楽しめます。
これからの季節は温かいクレープもいいですね。

住宅街の中にひっそりと佇むお店とカラフルな店内は、日常を忘れさせてくれます。
お時間が許すようでしたら、是非「asatteの裏庭」で過ごすひとときをお楽しみください。

(取材・文章・写真)tokyobike 谷中 Soil 本多


この記事が参加している募集