【トーキョーバイクのある街】 vol.1 classico/谷中
tokyobike 谷中 Soilの本多です。
今回は、僕たちのお店の斜め向かいにあるclassicoさんの紹介です。
classicoは、店主の高橋さんこだわりのアイテムが並ぶセレクトショップ。
洋服や靴下などの小物、作家さんの作品、歯ブラシやほうきなどの日用品もあります。
お互いに営業日の時は、「おはようございます」「お疲れさまです」と言い合うほどのご近所さんです。
シャツが欲しいな。
靴下が欲しいな。
プレゼントを買いたいな。
そう思った時にここに行ったらきっと良いものに出会えます。
お話を伺っている中で印象的だったのは、靴のお話。
高橋さんがいつも履いているサンダルは、使い始めてもう10年以上経っているそうです。
その間3回ほどソールの張り替えをされているみたいなのですが、今でもまだまだ現役とのこと。
むしろソールが足に馴染んで、履き心地もすごく良いそうです。
「修理代はかかるけど、履き心地が良くなっていくし、ずっと使っているから愛着があるんだよね」そうおっしゃっていました。
"長く使うことを楽しむ"
classicoにはそんな想いの詰まった商品がセレクトされています。
classicoの髙橋さんに谷中の街について、いくつかお伺いしました。
classicoがこの街を選んだ理由
ーーお店をオープンするにあたって、なぜを谷中を選んだのですか?
髙橋「独立開業することになった時、今は足立区で営業されているオリジナルシューズのお店nakamuraの中村さんが、当時谷中でお店を営業されていて、近くにいい物件があるよと今のお店の場所を紹介してもらいました。
すぐには決めきれず、物件探しを手伝ってもらいながら界隈のお店を巡り店主さん達を紹介してくれたんです。
よそ者の僕にも皆さんフレンドリーに接してくれて、ひとりでお店を始めたとしても寂しくないんじゃないかなと思い、この街でスタートすることに決めました。」
お気に入りのスポット
ーー今年で15周年ですよね。おめでとうございます!15年間いる谷中の街でお気に入りのスポットはどこですか?
髙橋「あり過ぎて選ぶのが難しい!
お店のある谷中キッテ通りはオススメしたいスポットばかり。
でも、あえてなかなかスポットライトが当たりにくいスポットをご紹介させていただきます。
根津にあるお味噌の専門店・秋田屋さん。東北出身の僕だからこそハマっちゃうのでしょうか?
髙橋「我が家の味噌汁担当・僕はほぼ毎日こちらの"みちのく味噌"でお味噌汁を作っています。
買いに行く余裕がなくて他のお味噌に浮気をしたこともあったけど、みちのくを超える味噌には出会うことはありませんでした。
もう浮気はしませんよ、きっと。
皆さんも秋田屋さんのみちのく味噌でお味噌汁を作ってみてください。
僕の気持ちをご理解いただけることでしょう。」
お味噌汁について楽しそうにお話しされる高橋さんが、とても可愛らしくて素敵でした。
高橋さんのおすすめアサリのお味噌汁。
娘さんが大好物のようで、基本的に朝ごはんに並ぶそうです。
おすすめの出汁の取り方も教えていただき、おまけにアサリが日本で良く取れる産地も教えていただいたので、我が家でもアサリのお味噌汁作ってみようと思います。
(取材・文・写真) tokyobike 谷中 Soil 本多