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『018(ゼロイチハチ)サポート』都内に在住する18歳以下の子供に対し一人当たり月額5,000円支給

東京のカフェで朝活!
本日はスターバックスコーヒー豊島園駅前店で朝活-NEWSシェア会を実施しました!

本日のアウトプット記事は東京都独自の取り組み「018(ゼロイチハチ)サポート」についてです。

018(ゼロイチハチ)サポートとは

都内に在住する18歳以下の子供に対し一人当たり月額5,000円(年額6万円)を支給する取り組み。

最終的には1人につき100万円の支給になるようです。


異次元の早さ

この制度、2023年9月1日に受付開始したばかりの新制度。

現在はアクセスが集中して申請し辛い状態が続いているようです。

不勉強ながら受付開始まで、この制度の事を知らなかったのですが、いつ発表したのでしょうか?

日経新聞記事をさかのぼってみると、2023年1月6日に小池都知事が発表されたようです。

つまり発表から1年と経たずにスタートしたという事です。

異次元の早さです。

異次元の配慮

カフェでサイトを開いた為、申請完了までいきませんでしたが驚いたのは申請画面の配慮です。

〇 配偶者等からの暴力で避難している方など、お住まいの情報の取扱いに配慮が必要な場合の新規申請
〇 里親等による新規申請
〇 対象者が申請時(認定請求時)に亡くなっている場合の新規申請

これらのケースを想定した申請画面になっていました。

これぐらいの配慮は当たり前と思われるかもしれませんが、こういった配慮が事前に出来ない為に、せっかくのオンライン申請が役に立たない。そういうケースは非常に多くあります。

短期間で作成したはずですが、この配慮には驚かされました。

異次元の先取り

子供に対する給付として、国が行っている児童手当というものがありますが、児童手当は所得制限があり、ここが異次元の少子化対策の焦点のひとつになっています。

「018(ゼロイチハチ)サポート」は異次元の少子化対策を先取りし、所得制限を撤廃している模様。

個人的には所得制限があっても良い気がしますが、条件を設けると事務処理が煩雑になりますし、所得制限を設けようが設けまいが不公平感も出ます。

対象者が都民だけという点、給付がつき5000円と比較的少額な事を考えれば、所得制限なしで、となるのも頷けます。

一括100万の方がインパクトあるが

ある記事で、「月5000円より一括で100万円の方がインパクトがある」という文章を見つけました。

私もその記事を読んだ時はそう思ったのですが、これはあくまで都の取り組みなので他県に転出した場合、対象外となります。

そのことを考慮すれば、一括支払いは現実的ではない事になります。

Q&Aを読むと、転入転出も考慮にいれたシステム設計になっているようです。

素直にすごい

18歳以下のお子さんがいる世帯に月5000円支給する。

シンプルな仕組みですが、実際に運用してみると実に様々なケースがあり、担当者は悩まされる事が多いと思います。

特に不特定多数の人間が使うシステム化の厄介さはそこであり、一度作り込んでリリースしてしまうと簡単には直せない。

システムだから簡単に直せるだろうと思われがちですが、これだけ注目度が高いシステムだと、そう簡単にはいかないのです。

だからこそ、リリース前に様々な事を考慮して設計する必要があります。

唯一不安なのは、申請にマイナンバーカードを使っている事。

健康保険情報を使っているわけではないので大丈夫かとは思いますが、別人に給付されやしないだろうか。

そんな不安がよぎりました。

有意義な時間になりました。
ありがとうございます。


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