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ナビゲーターやアーティストとともに、来るべきアートプロジェクトの姿を探し求める。プログラム参加者募集中!

これからの時代に求められるアートプロジェクトとは?

この10年で、わたしたちを取り巻く社会状況はめまぐるしく変化してきました。その変化の中で、新たに炙り出される課題に応答するように、さまざまな「アートプロジェクト」が生まれてきました。

これからも続くであろう社会の変化。その中では一体、どんなアートプロジェクトが求められていくのでしょうか。
東京アートポイント計画と連動して実施する学びのプログラム「Tokyo Art Research Lab」では、過去から学び、今をとらえ、そしてこれからのアートプロジェクトを考えるプログラム「新たな航路を切り開く」がスタートしています!

Photo: Chihiro Minato

多様なフィールドで活躍するナビゲーターや、アーティストとともに考える

現在、「演習|自分のアートプロジェクトをつくる」のプログラム参加者を募集中。社会の状況に対してどのような問題意識をもち、どのようにアクションしていけるのかを、アーティストやナビゲーターとのディスカッション、参加者同士でのワークを通して深めていきます。

ナビゲーターを務めるのは、数々の現代美術展や芸術祭を手がけ、人と環境の相互作用に焦点をあてながら、社会状況に応答して発生するアートプロジェクトを見続けてきた芹沢高志さん

また、ゲストアーティストは、観る人の感覚を揺さぶるような作品を制作する現代アートチームの目 [mé]、東北地域での活動を10年以上続けてきたユニット小森はるか+瀬尾夏美、各国の映画祭で作品が高く評価されている映画監督濱口竜介さんの3組を迎えます。

プログラムを通して、自分の中から生まれる問いをつかまえ、アートプロジェクトを構想し、動かしていくための力を身につけることを目指します。

左上から 芹沢高志さん、目 [mé]、小森はるか+瀬尾夏美、濱口竜介さん

ナビゲーターからのメッセージ
アートとはまずもって、個人個人の内面にこそ、決定的に働きかけてくるものだ。自分自身の問題と向き合うための術であるとも言えるだろう。
今、私たちは、歴史的にみても大変な時代を生きている。どこに問題があるのかわからない、いや、そもそも問題があるのかないのか、それさえもわからない時がある。こういう時はひとまず立ち止まり、何が問題なのか、自分の心に問うてみる必要がある。他人が言うからではなく、いかに些細な違和感であれ、自分個人にとっての問題を発見していくことが大切なのではないだろうか。自分にとって本当に大切な問いとはなんなのか?それを形として表現していくための力を、この演習を通して培っていければと思う。
ともに舟を漕ぎ出そうとする方々の参加を心待ちにしている。
芹沢高志(P3 art and environment 統括ディレクター)

こんな方をお待ちしています!

・アートプロジェクトの企画制作に携わる方
・新しいアートプロジェクトを立ち上げたいと考えている方
など、自分の中の問いや課題意識をささやかなアクションへとつなげていくことにチャレンジしてみたい方、ぜひお待ちしています。

プログラムの詳細はこちら

ナビゲーター:芹沢高志(P3 art and environment 統括ディレクター)
ゲストアーティスト:現代アートチーム目 [mé]/小森はるか+瀬尾夏美/濱口竜介

日程:全8回(9/3、9/17、10/1、10/15、10/29、11/12、11/26、12/10) 10:00~15:00  ※12/10のみ10:00~16:00
会場:3331 Arts Chiyoda 3F ROOM302(東京都千代田区外神田 6-11-14-302)
参加費:32,000 円(税込)
定員:16 名 ※書類選考・面接があります。
申し込み方法:ウェブサイト(https://tarl.jp/school/2022/newroute-seminar/)から申し込み
申込締切:7/25(月)12:00 まで
その他、詳細はこちら

来るべきアートプロジェクトの姿を探し求める、旅としてのプロジェクト。皆さま、ぜひご参加ください。

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▼「新たな航路を切り開く」全体ラインアップはこちら

▼「応答するアートプロジェクト|アートプロジェクトと社会を紐解く5つの視点」、続々公開中

独自の視点で活動している5名の実践者を招き、2011年からいまへと続くこの時代をどのように捉えているのか、これから必要となるものや心得るべきことについて伺う動画を公開中です!