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アートプロジェクトの現場から

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都内各地で地域NPOとともにアートプロジェクトを展開する「東京アートポイント計画」。各プロジェクトに伴走するアーツカウンシル東京の専門スタッフ「プログラムオフィサー」がそのとき起… もっと読む
運営しているクリエイター

2023年4月の記事一覧

「集団就職で採用された従業員が住み込みで働いていた」──八木さんの発表

サンデー・インタビュアーズは、「私たちは、どんな時代を生きているのか?」という問いを追求…

「ハイカラなものが好きな母の趣味でつけたと思う」──やながわさんの発表

人の関心は十人十色だ。 サンデー・インタビュアーズの取組に並走していると、そのことを実感…

「ICレコーダーは使わずに話をききました」──土田さんの発表

極私的な記憶は、多くの場合、うしなわれてゆく。ただ、フィルムに記録されることで、時代を超…

「子どもたちはどういう暮らしぶりをするのかな」──佐伯さんの発表

2019年度から開催されてきた「サンデー・インタビュアーズ」のプロジェクトも、2022年度でひと…

第7回「手で牌を混ぜる音が1階まで聞こえていた」

家族の姿をフィルムに収める。 それは、昭和の時代にはごく“当たり前”の光景だった。旅行に…

第9回「懐かしさを感じるために止まらないといけないのか」

2022年12月25日。 クリスマスの日に、2022年度の「サンデー・インタビュアーズ」のワークショ…

第8回「カメラを通して住んでいる環境と向き合える感じがあったんです」

2022年度のサンデー・インタビュアーズで、最後の課題として取り上げられたのは、『No.1』というタイトルの映像だった。11月27日のワークショップで、この映像をテーマに「みんなで“はなす”」時間を設けたとき、口火を切ったのはたにぐちひろきさんだった。 「私がタイムコードを切ったのは、00:13──日比谷公園と日比谷の街が映ってるところです。ここに日生劇場が映っているんですけど、それ以外の建物は建て替わっているものが多くて、今は帝国ホテルも高いビルになってますし、ミッドタウ

第6回「電子レンジがあるはずなんだけど、ないんだよね」

今から30年後に、2020年代を舞台にしたドラマが撮影されたとする。 ドラマを観たときに、その…

第5回「ボストンバッグに修正液でナイキのマークを描いていた」

わたしたちの目は、何を捉えているのだろう。 サンデー・インタビュアーズの活動をドキュメン…