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ラヴェル『亡き王女のためのパヴァーヌ』とベラスケス〜クラシック音楽にまつわる絵画

スペイン王女マルガリータ。その愛らしい少女時代の絵画にインスパイアされてラヴェルが作った楽曲が『亡き王女のためのパヴァーヌ』。パヴァーヌとは、16世紀から17世紀にかけてヨーロッパの宮廷で普及していた舞踏のこと。描いたのは17世紀を代表するスペイン絵画の巨匠で、宮廷画家でもあったディエゴ・ベラスケス。「女官たち」(原題:ラス・メニーナス)にマルガリータが描かれていて、世界の三大名画にも数えられるほどの傑作です。

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