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国立公園内、養沢の歴史が積み上げた釣り文化を事業承継させていただくお話

東京山側 養沢地域

東京のあきる野市養沢地区 人口は281名の養沢川流域の集落です。
養沢川は蛍も飛ぶ美しい里山の渓流です。
また、東京都御岳山へ上る古道もあり昔の表参道です。

養沢には「日本で最初に作られたフライ専用釣り場」がある

実は東京に、日本で最初に作られたフライ専用釣り場があります。
https://yozawafly.com/

1945年頃、トーマス・レスター・ブレークモアという外国人が養沢の小渓に惚れ作ったのが養沢毛針専用釣り場です。
 
現在『養沢毛鉤専用釣場』は、地元住民が理事に就任する「トーマス・ブレークモア記念社団」により運営されている。
「釣り場を始める際、ブレークモアさんから『地元の人がやりなさい』と言われ、売り上げの一部を地元に還元することを前提に、早い時点で地元が養鱒協会から運営権を引き継ぎました。やはり漁協の協力が不可欠なので、今では川を漁協から借りる形で運営し、売り上げの1割を漁協に、もう1割を地元自治会に譲り渡しています。残りの8割で釣り場を運営していますが、全役員が無報酬でやっていることもあり、積立金は増えています。
 いろいろと大変な問題も起きましたが、養沢の住民は何か事が起これば一致団結してきたんです。それが強みだと思います。また、奥まった地域に住んでいるものの、養沢の住民には不思議と外の人を怖がらずに話しかけることのできる、人なつっこいところがあります。それで街の釣り人も、入って来やすいのではないでしょうか」と、先代の理事長を務めた吉沢裕司氏は言う。 引用:https://fishingcafe.shimano.co.jp/post_editersnote/vol65_02/

引用をぜひ読んで歴史背景を知ってほしいです。

取り組み

私たちは地域課題を学習という切り口で解決する社団というのは以前の記事でも書きました。
市内では、国立公園が、活性化が!という声は耳にしますが
実際に継続して積み上げて結果を残してる人は今のところ。。。。
見ている限り日本人ならではのPDCAのPPPPPみたいな。

私は行政、市議会議員に期待はしていません。
というのも役割が違います。

私たちは民間行政として民間でできることを推進し
行政負担をビジネスで解決してマネタイズします。地域課題も同じく。
とにかくDDDDですw


もちろん私もまだまだですが秋川国際マス釣り場や養沢センターで学習を開催し施設に毎開際ごとに10万円はお支払いをさせていただいております。
常に施設の支配人や小宮地区漁業組合支部長、地域の方々にお力添えいただきながら進めています。私たちの活動が地域に負担になっていないか、細部まで確認しながら進めていますが時にはご迷惑おかけすることもあり
叱咤激励されながら活動に取り組んでいます。

事業承継との出会い

早朝、養沢の活性化のためのプログラムを考えていて
(起きたらこの思考w)
三ツ合鍾乳洞も夏が終わりピークが過ぎるかなと思いオーナーに連絡をして
すぐに訪問しました。打ち合わせ後に養沢センターへ顔を出しに。
(いつも本当に感謝です)

支配人と久保島さんがいました。
餅つきの話題や、昔の遊び、養沢の歴史などで話が盛り上がりました。
会話の中で「養沢にフライの先生いないですか?」と聞いたのですがいないと。
しかし、明後日フライフィッシングのJapanチームキャプテンが女子大生と
5日間が合宿で宿泊来るよと。。。。それも今年で最後。


頭の中は??????
こんな感じでしたww

釣りもしたことない女子大生を20名ほど連れてくる、
キャプテンと日本代表チームメンバーの大島先生。

大島先生にすぐに電話をしてご挨拶のお願いをして
当時を迎えました。

素晴らしい活動と今後の事業継続

当日先生にお会いし、学生の皆さんにもご挨拶。
見学をさせていただきました。

フライフィッシングの魅力は割愛しますが、釣るだけでなくどんな虫がいるかなど自然を知り、鳥の羽でフライを作りそれで釣るというとても深い釣りです。

フライフィッシングの本質を伝えるような言葉や内容。オンラインを活用した事前学習までも。女子大生はフライを自分で作り釣るまでを5日間で習得します。その活動が東京で、歴史のある養沢で10年続けられてきたとは。。

そして何よりしらなかった。。。
さらに今年で最後。
素直にここで絶やしてはならないと同時に、ビジネスとしても継続し
養沢地区の活用も見えました。
・子どもたちの学習
・企業研修
・フライ販売
・後継者育成

先生としても本気の引き継ぐ人を探していたとのことで
引き継ぐ意思を示させていただきました。



キャスティング練習
フライの巻き方講座
女子大生が初めて作ったカディス

今後は、毎年ではなく毎月フライ講座や釣り教室を開催し
地域の施設を活用し歴史文化を承継していきたいです。

地域にもフライを巻ける先輩方がたくさんいそうなので
講師としてぜひ、お力添え宜しくお願いいたします。

本日は午後から実際に釣りを生徒たちが行うので視察してまいります。

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