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私がウェルビーイングを考え始めたきっかけ

こんにちは。今日は、やたらと私がウェルビーイングいいなって思い始めたきっかけ、転機について記載してみたくなりました。

私は、以前約10年ほど務めたブライダルのお仕事から、医療業界への転職を決め、そこからすごく心身の健康や、社会とのつながりなどの大切さを学んでいます。

私は、軽井沢で約7年間ブライダル関係の仕事をしていました。
リゾート地でもあり、観光名所である軽井沢での結婚式を支えていくことはとてもやりがいを感じていました。プレイヤーとして5年、マネジメントとして2年在籍したあとに、東京へ異動してマネジメントを3年ほど従事しました。

緑に囲まれたシーズンだけでなく4季折々の軽井沢は最高のロケーションです

成長できたことは山程あり、新卒からのファーストキャリアを不動産管理業界でやや堅苦しくビジネスマナーを積んだあとのブライダルでのサービス経験は、私のホスピタリティ能力を格段に向上させてくれました。

人のことを想う気持ち、相手ファースト。その場にいる方の最善をどうやって考えるかの仕事術のすべてを学んだような気がしています。
また、サービス業でありながら年収もある程度稼げるようになりたいと思っていたことや、30歳までにマネージャーとして組織運営、成長を感じるようになりたいと思い、ブライダルキャリアの後半戦はマネジメントを中心にサービスだけでなく開発や組織運営にも携わりました。

最もキャリアとして脂がのっていたのは30歳~33歳だったと思いますが、
マネージャーとして組織を束ね、かつコロナ禍と重なりブライダル業界のDX化を急速に東京で担うことになったこと、同時に第一子、第二子が誕生したことで外から見たらとても輝かしい人生に見えていたかも知れません。

このとき、私は最も孤独を感じた時期でも有りました。


誰もが悩むことってありますよね

これまで、新郎新婦を幸せにするには、来てくれた参列を幸せにするには、業者や自分の組織スタッフもどうやって幸せになるのかを考えながら過ごしくことを考えていました。ですが、だんだんと自分の幸せってなんだろうと考えるようになっていきました。

具体的には、身を削り、労働時間を最大化させ、スタッフの悩み相談を受けたり、スタッフを守るためにも顧客対応を行ったりするなかで、自分は自分の家族との時間が全く取れない状態が続いていました。奥さんとは休みが月に1度しか合わない。朝しか夫婦で会話する時間もない。子どもが最優先。

幸せを最大化させること、その担当として支えていくことが私の楽しみだったのですが、身近な存在とともに本当に幸せな生き方を歩んでいるのか疑問が続いていました。

そして、コロナ禍になってそれに拍車がかかり、私は本当に誰のために働くのか。またどういった人たちを幸せにしたいのか。などを考え直すきっかけになりました。

そんな中、自分の働き方を考えていったときに自分の親が入院や手術を伴う大きな病気を患ってしまったこと、自分の部下がメンタルダウンしてしまったこと、そして私自身もクレーム対応に追われてしまって少し心を病んでしまったことが重なり、ウェルビーイングという単語や、北欧での幸せな考え方、心身の健康管理法などに興味を持つようになりました・

いろんなきっかけから、医療業界がきになるようになりました。

そして、自分の考えをまとめ、少しでも働き易い環境を提供できるような働き方をしながら、自分も成長し、かつ自分の家族とも幸せな時間を過ごすことができるようにする転職をし、この決断はとても良い判断だったと感じています。

今私は、主に常勤の医師を中心に、医師医療機関の採用のマッチング業務を行っています。一人でも良い働き方が行えるような提案を医師、医療機関双方とかかわっていくことで、世の中に貢献するお医者さんの働き方も良くなり、私自身の興味のある健康という分野にも親和性があり、とても有意義に感じています。

共通することは、ホスピタリティという考え方だと思っています。
病院もホスピタルという単語からくる通り、本来は幸せになってもらうための施設であるべきだと想うので、医師、医療機関、患者のウェルビーイングを考えるいいきっかけかなと思います。これまでに身に着けた知見、接遇を最大限活かし、現在邁進しております。



今はおかげさまで5歳と3歳の娘と朝起きて、仕度をして、ご飯をたべて、
昨日の出来事をお話して、ゴミを捨てて出勤をするところまで、
毎日の会話に家族との時間ができたこと。
勤務と育児を兼ねてくれている奥さんと帰宅後に僅かな時間ですが、会話ができること。
週末に子どもたちとお出かけができること。
ただ幸せを追求するだけでなく、社会的な意義をもった医療業界で幸せってなんだろうを考えることができること。
健康経営ってなんだろう、と興味を持てること。
時々仕事以外で友人とご飯に行けること。
日記や、こうしたブログを書ける余裕が生まれたこと。

全てにおいて、今までがむしゃらに過ごしてきたことから、余裕を持ち、
幸せについて多角的に検討することができてきています。
そんなサラリーマンの経験や、私が気になっていることや、意識していることをシェアすることで、私が思うように、いわゆる普通に幸せを考える事ができる人を一人でも多くすることが、個人として今後できると私が喜びそうだな、と整理しています。

誰かの何かの役に立ちたい、といろいろと考えて考えてきましたが、30代なかばにしてようやくウェルビーイングという単語や考え方がでてきたことで、思考が整理させてきたなあと想う今日このごろでした。

大変長い拙い文章ですみません。
最後までご覧いただきましてありがとうございます。


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