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Recruit Blog-WARRIRORS2024MGR高原真衣

Mar 18, 2022-by東京大学運動会アメリカンフットボール部


 WARRIORSに入ったことは私の人生の中で最大の出来事です。中高はずっと文化部で、運動がまったく得意でなかった私が、ごりごりの運動部でさらに関東1部リーグに所属する強豪チームに入るなんて、高校生まではとても考えられないことでした。
 私がWARRIORSに入るきっかけとなったのは4月の女子会です。女子会に参加したのはクラスの友達に誘われたというささいな理由からで、アメフトについては何も知りませんでした。しかしこのとき軽い気持ちでくっついて行ったことが、大袈裟かもしれませんが、人生の転機だったと今では思います。
 女子会で初めてWARRIORSの先輩方とお会いして、先輩方がWARRIORSというチームと、そこで『自身』が取り組んでいることに対して誇りを持っている姿が、とてもかっこいいと思いました。将来やりたいことをちゃんと持っておらず、得意なこともあまりなく、自分で自分が誇れるようなことを何かしたいと感じていた私は、先輩方のお話に心を掴まれました。また、もともと運動が苦手ゆえにスポーツの世界に飛び込んでみたいという憧れもありました。
 女子会に行った後、プレーヤーとしてスポーツを始めることも考えて他の運動部の新歓にも行ってみましたが、最終的にWARRIORSへの入部を決めたのは、このチームの熱量に惹かれたからです。「東大がアメフトで日本一になる」という一見大きすぎる目標を躊躇なく言い切り、目標に向かって真面目に頭を回し続けるというところに、他のどこにもないほどの熱意を感じました。そして実際に入部して分かったのは、WARRIORSではその熱意は選手だけでなくスタッフも同じだということです。プレーヤーとしてフィールドに立てなくても、スタッフも選手と同じように「日本一」という目標を見据えています。規模が大きい部活で、それでも全員が同じ方向を向いているのは、そう簡単なことではないと思います。
 特に私が所属するマネージャーパートは、チームを統括する立場として、部員全員が同じ方向を見られるように、常にチーム全体を見通すと同時にかゆいところに手が届くようにすることが役割です。私はまだマネージャー1年目で、チームの勝利に対して貢献できる範囲は少ないし、先輩や同期のマネージャーに頼ってばかりだし、自分の至らなさと直面する日々です。それでも、昨日できなかったことが今日できるようになると、自分が少しでも成長しているように感じて嬉しくもあります。マネージャーパートの魅力は、責任の伴うチーム運営の仕事を担当でき、やりがいがあることです。また、工夫次第で仕事を効率良くこなせるので下級生の意見でも広く取り入れてくれます。私が現在関わっている仕事も、試合運営、防具、常務委員などさまざまで、幅広い分野に関われるのでとても楽しいです。
 いま、新入生の皆さんの前にはたくさんの選択肢があります。勉強、遊び、サークル、バイト、何をするにしても楽しい大学生活になると思います。ただ、どこかで、一つのことに本気でぶつかって心が揺さぶられるような体験をしてほしいです。WARRIORSなら間違いなくそれができます。少しでも興味があれば、あるいはそれほど興味がなくても、ぜひWARRIORSというチームのことを見に来ていただけるととても嬉しいです。楽しさも、「日本一」への覚悟も、入ってからついてくると思います。

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