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もう一度、心に火を灯そう。【Recruit Blog 2023 #1】 WR #85 鮎澤航之介

僕は中学から高校までバスケをしていて、部活では中高ともにキャプテンを務めており、ずっとバスケは大好きでした。今でも大好きです。しかし今僕はWARRIORSに所属し、中高の時はルールさえ知らなかったアメフトというスポーツをしています。これは僕の人生の挫折が大きな原因になっています。

まず僕の通っていた学校は中高一貫の進学校で、現役志向がとても強く、生徒の多くが現役で東大に行くので、受験勉強を始めるからということで部活は高2の秋にやめるのが普通でした。信じられないかもしれないですが、秋の「新人戦」が自分達にとっては引退試合になるのでした。この風潮が大嫌いだったので僕は高3まで部活を続けて、その上で絶対現役で東大に受かってやろうとずっと思っていました。実際秋の大会が終わり、同期が僕以外やめても部活を続けました。しかしいよいよ試合が始まるという高3の春にコロナが流行したせいで部活どころか学校にも通えない日々が続き、結局その後は試合を一度もできず、気付けば僕の高校でのバスケ人生は終わっていました。

それに加えて大学受験に失敗し、目標としていた東京大学の現役合格をすることができませんでした。部活を高3まで続けることもできず、現役で東大に受かることもできなかった僕には何も残らず、大袈裟かもしれませんがそのときは本当に人生に絶望しました。そして一年間の浪人生活を経てなんとか東京大学に受かることができたのですが、大学に受かってからは、バスケをまた本気でやりたいという気持ちはあるものの、人より一年多くのブランクもあるしもうバスケはいいかなと思うようになりました。そのため春はバスケ以外のいろいろなサークルや部活の新歓に参加しました。

そんなとき出会ったのがWARRIORSです。WARRIORSの先輩に色々な話を聞いていると、先輩たちはみんな高校のときの自分と同じかそれ以上の熱量を持って、アメフトに本気で取り組んでいるのがわかりました。しかも部員のほとんどが大学に入るまでアメフトをやったことがないという話を聞いて、浪人をしたことによるブランクなど一切気にすることなく、みんなと同じスタートラインで始められるというのが魅力的に思えました。

そして僕はWARRIORSに入部することを決めました。WARRIORSに入ってからは自分の想像していたように、切磋琢磨し合える最高の仲間を見つけることも出来ましたし、辛いこともありますが、日々心身ともに成長を実感できる非常に充実した生活を送ることができています。僕は部活をせず、いろんなサークルに入ったり、たくさんバイトをしたりしてなんとなく遊ぶだけの大学生活でもそこそこ楽しむことができたと思います。しかし、それではきっと高校のときに最後まで自分の決めたことをやりきれなかった悔しさをどこかに抱え続けながら生きていくことになったでしょう。

僕は正直言ってまだまだアメフトはわからないことばかりですが、それでもWARRIORSという日本一を目指すのにふさわしい最高の環境でアメフトという一つの競技に本気で取り組み、高校のときの悔しさを晴らせるような、もう一度自分の人生をやり直せるような機会をもらえたことに、本当に感謝しています。
WARRIORSは4年間の大学生活を捧げる価値のある場所だと心の底から思いますので、これを読んで少しでも興味を持った方はぜひ新歓イベントにお越しください。(2年 WR #85 鮎澤航之介)

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