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Recruit Blog-WARRIORS2024MKG田中慎之介

Apr 28, 2022-by東京大学運動会アメリカンフットボール部


「もう絶対に運動部には入らない」と決めていた僕にとって、アメフト部に入ることは入学前に想像もしていなかったことです。高校時代、野球部に所属していた僕は毎日練習と試合に追われ日常生活の大半をそれに費やす運動部生活に嫌気がさし、大学では絶対に運動部に入りたくないと考えていました。そんな僕がWARRIORSを知ったのは高校の同期がWARRIORSに興味があるということを聞いたときです。
僕は「東大のアメフト部ってどんな部活なんだろう」と思い、上京する新幹線の中でWARRIORSの新歓サイトを開きました。新歓サイト内のスタッフパンフレットを見ると、WARRIORSのスタッフの分業体制やスタッフの日々の仕事内容を知ることができ、少し興味が出ました。運動部のスタッフはプレーをしないのに選手と同じ時間拘束され、球拾いなどの雑用をやらされると考えていた僕にとって、そのパンフレットの内容は意外なものであり興味を掻き立てるものだったのです。僕はそんなスタッフの中でも特に「マーケティングスタッフ」に惹かれました。その理由は高校のとき、保護者の方々や同級生の声援が頑張る原動力になったという経験があったからです。
「マーケティングスタッフ」は学生日本一を目指すWARRIORSの一番のファンであり、その魅力をたくさんの人に届けることが仕事です。しかし、仕事をする中で辛いこともあります。そんなとき、頑張る原動力になるのは「WARRIORSが好き!」という気持ちでしょう。このチームにはそんな気持ちにさせてくれる魅力があるのです。
目標に向かって日々努力し、競技にのめり込む選手たちはとても輝いて見えます。この選手たちの輝きと大勢の人々が一つの目標に向かう姿がチームスポーツの最大の魅力だと思います。マーケティングスタッフとして1年間過ごしたことで、僕は自分の野球部生活を小さな誇りにすることができました。今、僕はそんな選手たちのサポートを続けることで新たに小さな誇りを得ようとしているのかもしれません。
学生生活最後の4年間を何に費やすのか、新入生の皆さんの前には無数の選択肢が広がっているでしょう。「学生らしく何か熱中できるものを探しなさい」と言われている人もいるかもしれません。しかし、1ヶ月やそこらで4年間熱中できるものを見つけるなどほとんど不可能でしょう。何か一つのことに4年間熱中することができなくても、熱中して頑張っている人を心から応援しサポートし続けることも立派な学生生活だと言えると思います。
この記事を読んで少しでもWARRIORSに興味を持った方はいつでも練習見学にお越しください。目を輝かせ必死で練習している選手たちの姿を見て心動かされるはずです。「自分には無理だ」と思った方もちょっと待ってください。WARRIORSにはそんな選手たちをサポートし、自らも主人公となれる環境があります。皆さんと共に日本一を目指すことを楽しみにしています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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