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直感を信じよう【Recruit Blog 2023 #10】MKG 宮野華

ここまでのリクルートブログをお読みいただいた方々には、部員がWARRIORSにかける熱い想いは十二分に伝わったのではないかと思います。一方でWARRIORSが掲げる目標「日本一」という言葉から、このチームに足を踏み入れることにハードルを感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回はそんな方に向けて、1年間マーケティングスタッフとして活動してきた私の素直な想いをお届けできればと思います。拙文ではありますが、少し肩の力を抜いて最後までお付き合いいただけますと幸いです。

私がWARRIORSに入ったのは偶然に偶然が積み重なった結果でした。テント列で貰った大量のビラの中、一つだけやけにしっかりしている冊子。そのまま捨ててしまうのもなんとなく心苦しくて、一応見てみるかと開いたのがアメフト部のスタッフパンフレットでした。その時たまたま最初に開いたページにあったマーケティングスタッフの説明は、それまでの運動部スタッフのイメージを覆すもので、詳しいことはわからないけどなんかかっこいい、とすごく興奮したのを今でも覚えています。運命的な出会い、というとなんだかクサい表現ですが、まさに運命だったと思っています。

このようなことを言うと、入部当初からやる気に溢れ、日本一に向けて燃えていたかのように聞こえるかもしれませんが、実際は真逆でした。というのも、入部してからしばらくの間の私は、自分はプレーヤーではないし、という考えからWARRIORSが掲げる「東大生がスポーツで日本一を目指す」という理念に正直共感できなかったのです。「泥臭く」とか「一生懸命」という言葉も、どちらかと言うと苦手な方でした。それでもマーケティングスタッフとしての活動が楽しいからなんとなく辞めずに続けてはいましたが、本気で日本一を目指している周りの部員の想いを知れば知るほど、私がここにいる資格はあるのだろうかと葛藤してきました。

転機は昨年9月、東京ドームでの秋シーズン初戦でした。マーケティングスタッフが集めた1300人もの観客の方々が、マーケティングスタッフが作ったグッズを身につけ、選手に熱い声援を送る。結果は残り19秒での劇的逆転勝利。選手じゃなくてもスタッフとして勝利に貢献できる可能性を初めて目の当たりにしたのです。この頃から少しずつ「日本一」という言葉が私の中で意味を持つようになっていきました。スタッフとして選手を支えるのではなく、選手と一緒に戦いたい。そして、日本一の景色を一緒に見てみたい。
運動とは縁遠い世界で生きてきた私が、今、アメフト部で本気で日本一を目指しているなんて過去の私にはおよそ想像もつかないことです。人生何があるかわかりません。最初は「楽しそう。」ただそれだけで十分です。少しでも心が動いたなら、その直感を信じて是非扉を叩いてみて下さい。どんな動機であろうと、私たちは心から歓迎します。これまで東大を夢見て勉強に費やしてきたエネルギーがあれば、日本一への欲望は活動していくうちに自然と芽生えてくるはずです。その時、WARRIORSはあなたにとって最高の居場所であり、大きな夢になると思います。皆さんの1年先輩として、私が自信と誇りを持って保証します。

最後になりましたが、この度はご入学本当におめでとうございます。一度きりの大学生活、心から楽しんで下さい。そして、その貴重な大学生活をWARRIORSでご一緒できたら嬉しいです。お待ちしています!(新2年 MKG 宮野華)

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