マガジンのカバー画像

東京TECHブログ・バックナンバー(R2年3月~R3年3月)

16
過去に都庁内で配信した記事を公開しています。
運営しているクリエイター

#東京都下水道局

下水道界をリードする技術開発

※本稿は、令和3年1月、都庁内に配信したブログ内容です。 ◇国内最大規模の施設を有する東京下水道  下水道局では、国内最大規模を誇る約1万6000km以上の下水道管、88か所のポンプ所等(年間揚水量9億m3以上)、20か所の下水を処理する施設(年間処理水量20億m3以上)を管理しています。(下水道管延長は東京からシドニー間を往復する距離に相当し、年間処理水量は23区の面積で水深3mに相当します。)  これらの膨大な下水道施設を明治時代から整備し、絶え間なく日々維持管理して

世界初の「H&Vシールド工法によるトンネルのスパイラル掘進」

 ※本稿は、令和2年9月、都庁内に配信したブログ内容です。  皆さんは、『下水道管』というと、どのような印象を持ちますか??  もしかすると、トイレなどの家庭から流される排水や雨水を流す管という印象しか思い浮かばないかもしれませんが、実は下水道局の事業の中には最新技術を駆使した大規模な工事が数多く存在します。そこで今回は、東京都下水道局で施行した世界初の「H&Vシールド工法によるトンネルのスパイラル掘進」について、ご紹介します。 〇立会川幹線雨水放流管  品川区の南部を流