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カメラなんて写ればいいんだよ
こんにちは、路上写真家のTokyo Street PIX/TPIXです。
カメラと写真の関係は、深くもあり浅くもあり、常に両者の関係の間で、揺れ動くのがカメラ・写真界隈の常であります。
今日は、ストリートスナップにおけるカメラとは何かについて考えたいと思います。
私は東京でストリートスナップを撮っており、メイン機はSONYのRX100というコンデジです。
RX100の最新モデルはMark IVですが、私の使っているモデルば初代ですので2012年発売モデルということになります。今から12年前のモデルです。
主な写真のスタイルが、モノクロームのハイコントラストということもあり、それほど細かな描写に拘っているということもありませんので、必要充分な性能を有しています。
また、カラー写真についても、少し前のソニーの色味が好きでないという方もいらっしゃいますが、ストリートスナップにはこれで充分です。
私がリスペクトする写真家・森山大道氏は、85歳になる今でも現役で撮影していますが、メイン機はNIKON COOLPIX S7000というコンデジを使っています。
「カメラなんて写ればなんでもいいんだよ」を、有言実行するかのように、その時代のコンパクトカメラを使い続けてきました。
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イメージとしてはROCOH GRの印象が強いですが、ここ10年ほどはS7000がメイン機であり、このコンデジ1台で世界と勝負しています。
もちろん、どのような写真を撮るのかにも大きく依存しますが、カメラは写れば何でも良いというスタンスで、コンデジ1台で世界の写真界に大きな影響を及ぼす姿は、大変カッコ良いものです。
ですから、カメラの新型が出ようが、新しい魅力的なレンズが出ようが全く関係なく、自分の手元にあるコンデジで、日々写真を撮るだけです。
数年前のCP+(シーピープラス・毎年開催されるカメラと写真映像の総合展示会)で、森山氏がソニーのa7Sのデモでストリートスナップを披露したことがありましたが、少し手持ち無沙汰と言いますか、こんな大きなカメラはいらはいというニュアンスが少し感じられました(個人の感想です)。
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もちろん、被写体に合わせてカメラを選ぶべきですが、どんなカメラであっても自分の作品を撮れることは、すごいことだと思います。
過去にほとんどカメラを買ったことはなく、借り物が貰い物ばかりで、そもそもカメラにあまり関心がないようで、まさしく「弘法筆を選ばず」です。
話が少し逸れてしまいましたが、少なくともストリートスナップにおいては、カメラの性能や機能は優先項目ではなく、いかに多くストリートに出て、撮影機会を増やし1枚でも多くシャッターを切ることが大切なのではないかと思う今日この頃です。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。またお会いしましょう。路上写真家のTokyo Street PIX/TPIXでした。
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