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やっぱり写真、上手くなりたいですか?

こんにちは、路上写真家のTokyo Street PIX/TPIXです。

写真の上手・下手って、言葉にしなくても、或いは言葉にできなくても、写真見た時に直感でわかりますよね。

仮に直感でわからなくても、何回も見たり、ずっと見ていることで、上手・下手の評価が変わったりもしますから、とてもあやふやなものでもあります。

では、その写真の上手・下手って、あなたの最終目的地に行くために大切でしょうか、というのが今日のお話のテーマです。

まぁ、普通に考えたら、せっかくカメラを買ったんだし、写真上手くなりたいと考えのが普通だと思います。

では、上手くなりたい人は、上手くなるために何をしているのでしょうか?

絞り、シャッタースピード、露出、構図などを頭に入れて、いざ撮影に出発?

そして帰ってきたら、RAW現像&レタッチして、自分の作品の鑑賞会?

で、その先に、何があるんだろう?

撮影:Tokyo Street PIX.  @目黒

技術や感性を磨くために、日々努力することはもちろん大切なことですし、それを否定したいわけではありません。

撮りたい写真を撮って、自分で見て満足するのか、誰かに見てもらって満足するのか、SNSでバズって満足するのか、写真集が売れて満足するのか、写真プリントが売れて満足するのか、有名写真家になって満足するのか、さらにその先に何があるのか。

最終的な目標は色々だと思います。

歌に例えると分かりやすいのですが、カラオケに行っても上手い人はたくさんいるし、カラオケで満足な人もいるし、YouTubeで歌を披露して満足な人もいるし、ライブで歌って満足な人もいるし、メジャーデビューできて満足な人もいるし、武道館で歌って満足な人もいるし、いろんな人がいるのですが、最終目標が大きいほど、上手いとか下手とかの優先順位が下がっていって、キャラだったり、声質だったり、歌い方だったり、もう上手・下手で誰も見てくれないんねすよね。その頃には当たり前に上手いから。

もし、あなたの目標とする最終地点が、かなり上の方だとしたら、もう、はっきり言うと、写真が上手いとかどうでも良いと思うんですよね

ちょっと極論かもしれませんが。

撮影:Tokyo Street PIX.  @目黒

時間は有限ですから、何を最優先されなければならないということです。

自分の写真を見で満足したいなら、写真は上手い方が見ていて気分が良いですから、上手くなった方が良いです。絶対。

でも、もっと上のステージに行きたいなら、「写真が上手であること」にあんまり固執してしまうと、ゴールを見誤ってしまうということです。

写真の上手・下手って、この記事の冒頭でも書きましたが、直感的なものだし、あやふやなものです。

上手いことが絶対条件って思いがちですけれど、本来の目標地点に辿り着く過程で上手くなる場合もあれば、自分はイマイチだと思っていても、周りの人が良いと評価してくれることも多分にあると思うんですよね。

今日のお話は、現実的な目の前のことではなく、もっとカメラや写真の自分のゴールを見据えた時に、優先して他にやることがあるのではないかとというお話でした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。またお会いしましょう。路上写真家のTokyo Street PIX/TPIXでした。

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