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自分の写真は好きですか?

こんにちは、路上写真家のTokyo Street PIX/TPIXです。

今日は、自分の写真を観ることについて考えたいと思います。

自分で撮影してきた写真を、どのくらいの頻度、密度で見返すでしょうか。

私はストリートスナップをメインに撮っていますが、全てRAW形式で撮影しており、持ち帰ったデータは、HDDとAmazon Photosに全てバックアップを取ります。

RAWですと当然のようにカラーですが、私のメインはモノクロ写真ですので、とりあえず全ての写真をPhotoScape Xで一旦モノクロ(色彩情報を除くだけ)に変換します。

カラーで撮っているので、モノクロにすることで、全く違う写真に生まれ変わります。

RAW現像から気合を入れてやることもありますが、基本的にはモノクロに変換した時点でJPEG形式になりますので、RAW現像というのは実質やっていません。

そのモノクロ変換した写真は、基本的にはすべての写真を1枚ずつ好みのプリセットを掛けて、トリミングや向きの修正して完成です。

撮影:Tokyo Street PIX.  @大井町

撮った写真は全部一通り、最低でも1回は見返しています。

更に見返すことで、カラーが良さそうな写真があれば、RAW現像からカラーでレタッチするすることも多いです。

モノクロとカラーで、同じ写真であっても全然違う表情を見せてくれるので、写真の表現の幅を手っ取り早く広げたいときは、モノクロとカラーの両方でレタッチするといいかもしれません。

ここ最近、猛暑続きで昼間のスナップに出る気がしませんので、少し時間があれば、自分の写真を見返して、溜まりに溜まった写真の現像・レタッチをしています。

モノクロでもカラーでも、何度も、何度も、自分の写真を観ることで、自分の写真のクセがぼんやりと見えてきます。

好きな構図や被写体、光の取り入れ方など、偉大なるワンパターンの嵐です。よく言えば個性でしょうか笑

ある程度の傾向が見えてくると同時に、逆に自分に足りないものも見えてきます。

この足りないというのも、好きな写真家や気になるSNSの写真など、撮ってみたいけど自分では撮れないなぁという基準が何となくある場合は、特に自分の写真に不足しているものを感じてしまうかもしれません。

好きな写真と撮りたい写真が同じである必要もありませんので、ここで不足と感じるかどうかは人それぞれだと思いますが、ひとつの基準にはなるかもしれません。

自分の写真を見ることで、写真の中の被写体はもちろん、撮ったときの想いや感情も思い出しますし、フレームには入っていない景色も思い出しますよね。

それは自分にしか分かりませんが、スナップが日記にもなる瞬間です。

撮影:Tokyo Street PIX.  @六本木

私は撮影してから現像するまで、数ヶ月ほどタイムラグがある場合もあるので、結構撮ったことを忘れていることも多いのですが、結果的に寝かせた状態になって、逆に写真を客観的に観ることも出来るので、特に現像を急がない場合は、寝かせるのもアリです。

こうやって時間的なタイムラグを利用して自分の写真を見返すのも、また別の気づきのきっかけになるかもしれません。

何はともあれ、自分の写真を観るのを楽しみましょう

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。またお会いしましょう。路上写真家のTokyo Street PIX/TPIXでした。

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