歴代プロ野球最強エース決定戦② 杉浦忠(1959年)
『歴代プロ野球最強エース決定戦』の第2回目として今回は1959年の杉浦忠を取り上げる。
59年の杉浦は38勝4敗という圧倒的な成績を残したが、勝敗差34は歴代最高記録となるとにかく負けないエースだった。更にペナントレースだけではなく日本シリーズでも4戦全て登板して、史上唯一となる4試合全てに勝利投手となって、文字通り一人で南海ホークスを日本一へと導いた。
今回は『最強エース決定戦』の大本命を掘り下げる事によって本当に数字通りの活躍をしたのか検証を行う。
まずは簡単な経歴と年度別成績から紹介する。
生年月日:1935(昭和10)年9月17日
投打:右下投げ 右打ち
身長:176cm
体重:71kg
出身地:愛知県西加茂郡挙母町
経歴:愛知県立挙母高校→立教大学
【年度別投手成績】
グラフの見方はこちらの『プロ野球投手成績』と同じ
※「防御率」の右の数字は規定達成者順位
それではこれを元に簡単な検証から行っていく。
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