5G最前線と起業につながる活用方法を探る@Startup Hub Tokyo

8月5日開催のイベントに、仕事帰りに参加しました。

Startup Hub Tokyoとは

Startup Hub Tokyoとは、起業を目指す人を支援しているサービスで、東京創業ステーション様が運営しています。
このサービスでは、共有ラウンジ・起業相談・各種イベントの開催等を行なっています。
本イベントは、通信の変革の状況を起業のヒントにしてもらうためのイベントという位置付けでしょう。

ちなみに他のイベントとしては、
・専門家無料相談DAY
・アントレプレナー論
等、起業に関わる知識や事業ヒントのようなイベントを多岐にわたって行っています。

イベントの内容に移ります。

5Gのメリット

ソフトバンクの部長さんが登壇して話をしてくれました。

5Gになると、次の3つが大きく変わります。
①大容量化
②低遅延化
③多デバイス同時接続
この特徴を活かしたサービスを各社で開発しています。

5G×IoT×AI で、「人手不足の解消」をテーマに検討を進めているそうです。

ユースケースの紹介

大きく4分野の取組を紹介していただきました。
・V2X
・Remote Control
・Smart Office
・エンタメ

V2Xの実証実験では、大型トラックの追従走行を行なっています。

特に、低遅延で受け取ったデータをエッジで処理する技術が重要で、高速道路を走行していても、リアルタイムにデータが反映し、制御できる状態になります。

Remote Controlの実証実験では、「おでかけ5G」を利用して、リモートで建機を操縦する内容です。

危険作業でのリモート操縦等、使われる範囲は多くありそうですね。

このような実証実験を多く積み上げて、社会実装に近づけているようです。

5Gの展開スケジュールイメージ

通信が大きく技術進歩するタイミングが間も無くですが、どんなスケジュール感や課題があるのか、話の内容を整理します。

各社のサービス開始は、2020年3月からスタートするそうです。

しかし、2つの問題があります。
①3つの利点の中で、大容量以外の仕様が統一されていない
→低遅延・マルチデバイスは機器側の開発が仕様問題で遅れているそうです。
②基地局問題
→5Gの基地局の全国敷設には電波法等の課題が多く、全国カバレッジには時間がかかるようです。

この2つの問題を加味すると、本格的にサービスとして、5Gらしさを実感できるのは、2021年6月〜予定だそうです。

最後に

大容量だけでも多くのメリットを享受できるようになると思います。
エンタメのような領域が一番身近に感じることができそうです。

今回のイベントレポートは以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。

Startup Hub Tokyoは無料登録すると、このようなイベントに参加することができるので、おすすめです。
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