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cafeログ vol.20 2019年12月15日

東京駅のcafeで読書会を行いました。
紹介された本と内容のディスカッションをシェアします。

三体

中国のSF小説で、世界的ベストセラーの本です。
「地球往事」3部作の1作目です。

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高次元にいる人には理解できるが、低次元にいる人には理解できないことがあり、地球外生命体が出てくるSF小説です。
科学はもともと哲学だったと言われることが思い起こされるようなストーリーで、これから漫画や映画の検討も進んでいるようです。

文化がヒトを進化させた

“ヒトは動かす”というテーマの中で、見つけた本だそうです。

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現代は文化に依存していきています。
衣食住に始まり、電気やインターネット等、さまざまな場面で“文化”は顔を出します。

文化の広がりは、時間積分ではあるものの、インターネットにより、文化の共有される小さな集団が増え、また、情報が共有される時間が早くなりました。

しかし、文化に活かされてしまうと、考えることをしない家畜化が起こることがデメリットとして上がります。

今後の文化との関わり方ですが、ある程度までの習慣は文化で補いつつ、細部は自分で判断するように、クラウドとエッジの使い分けが今以上に広まっていくだろうと話しました。

NOKIA 復活の軌跡

こちらの本は、今月のBBTルーティンの課題本で読んでいた本です。

NOKIAはスマホが出るまでは、圧倒的だったNOKIAがなぜアップルに苦しみ、なぜまた復活したのかを現会長が語った内容となっています。

途中までしか読んでいないのですが、スマホ市場に苦しみ、会長・社長が交代となるまでは、所謂大企業病と言えるような状態であったのかと思いました。

序盤に多く記載される「取締役会の役割ではない」、という言い回しは、耳が痛くなる大企業は多いのではないでしょうか。
また、この言葉は、「求められた役割」を全うすることを是としていて、良い時は問題なさそうですが、悪い時は情報の吸い上げの問題も含め、役割を超えた働きかけが必要になることもあるのではないかと考えさせられました。

最後に

次回は、12月29日(日)10時から今年最後、開催します。
本を読んで、アウトプットしたい人はぜひ来てみませんか。

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