冬の十勝へ行ってきました
新年あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。
皆さん、年末年始はどのように過ごされましたでしょうか。
年明けには災害や事故が相次ぎ、とても苦しい状況な方もいらっしゃると思います。どうか少しでも心が軽くなったらと願うばかりです。
さて、私たちは、例年、年末年始は、旅行を計画することが多かったのですが、今年は北海道移住に向けて、プライベートも仕事も、色々と慌ただしくなりそうなので、年末は自宅でまったりと過ごし、年始は、元旦から三が日までそれぞれ実家に帰省して、その後、北海道で落ち合って、冬の十勝を見てきました。(結局、あっちこっち行って、慌ただしい感じになってしまいました…汗)
私にしては、珍しく今回は長めのnoteになってしまっていますが、食べては寝てるだけで、大したことはしていないのでどうぞ流し読みでお進みください(笑)
新千歳空港で待ち合わせ
これまで十勝へ行く時は、羽田から帯広まで直行便で行ってましたが、今回はそれぞれの実家から行くため、少しルートが異なります。
私の実家は、北関東のど田舎で、彼は北海道なので、私は実家の最寄りの空港からプロペラ機に乗って新千歳空港へ向かい、彼と落ち合いました。
プロペラ機に乗るのは久しぶりだったので、ドキドキしましたが、ほとんど揺れることなく、雪化粧した山々を眺めながら、あっという間に北海道へ着きました。
特急おおぞらで帯広へ
新千歳空港の隣の駅「南千歳駅」から、特急おおぞらに乗って、帯広まで向かいます。この特急は、札幌から釧路までの約300kmを4時間ちょっとかけて走るディーゼル列車です。
南千歳から帯広までは、2時間くらいなので、空港で買った豚丼を食べて、外の景色を眺めていたら、意外とあっという間に帯広に着きました。(新幹線ほどのスピードは出ませんが、そこそこ飛ばしてました!)
帯広に到着
新千歳周辺は少し曇っていましたが、帯広に着くと晴れていて、まさに「十勝晴れ」な天気で気分もウキウキ。
雪は少ないと言われている十勝ですが、道には5〜10cmくらいは雪が積もっていて、雪用の靴を履いてきて正解でした。
気温は0度くらいでしたが、風があまり吹いていなかったのと、万全の厚着をしてきた私はあまり寒くは感じませんでした。
ちなみに、この日の私は、上下ヒートテックの超極暖のインナーに、モンベルの雪山用のパンツ、長袖シャツにセールで買ったユニクロのカシミアセーター、そして、ダウンジャケットを着ていました。(あ、あと、厚めの靴下に、耳当て、毛糸の帽子、手袋…)こんな格好をしている人は現地でもあまりいないかもというくらい熱々な格好(笑)
そして、寒さをあまり感じないまま、レンタカーに乗って、購入した土地の周辺を見に行ってきました。雪道の運転は初めてだったので、ところどころスリップしながら慎重に運転しました。
夏だと、30分くらいで着くところも、冬だとどうしてもスピードが出せないので、1.5倍くらいは時間がかかることがわかりました。
購入した土地にも雪が積もっていて、「冬はこんな感じになるんだな〜」と思いながら、まだ家も建っていなく、ただの空き地なので、サクッと見て、ホテルへ向かいました。
僕たちは、(自分で言うのもおかしいのですが)見た目は落ち着いているのですが、中身は、あまり落ち着きがないタイプ?というか特に彼は執着心がないタイプなので、「はいはい、お家の状況は、こんな感じね〜。オッケーオッケー。寒いからはやく温泉入りにいこ〜」という感じなので、冬の十勝をしっかりと味わうのは、移住した後になりそうです(笑)
北海道ホテルに宿泊
今回は、帯広駅から車で5分くらいのところにある「北海道ホテル」に宿泊しました。(ホテルの名前がすごい!)
クラシカルな雰囲気のホテルで、館内のいたるところに木彫りのくまの置物があったりと、なかなかよいホテルでした。チェックイン後、すぐに温泉に入って、冷えた体を温めました。
帯広周辺の温泉は「モール泉」と呼ばれる太古の地層にある植物などが溶け出した茶褐色のお湯で、何も知らないで入ると、お湯の中に色々と浮いているので驚くかもしれませんが、お肌がツルツルすべすべになる美肌の湯と言われています。このホテルも、もちろんモール泉で、源泉かけ流しの浴槽もあるので、東京で荒れ果てた肌を労るようにどっぷりと浸かりました。
彼はサウナが好きなので、何度も入ったり出たりをしていました。(私はサウナがあまり得意ではないので、数分入るだけで満足。)
風呂上がりのグラスビールを部屋で飲んで、いよいよお食事の時間。
お正月なので、周辺のレストランも休みだろうな〜と思っていたので、今回は、夕食付きプランで予約していたのですが、ホテルのレストランに行ってみてびっくりなことに、なんと、フレンチのフルコースがついていたのです。
というのも、予約サイト(Agoda)には、「十勝の食材を使った夕食付き」くらいしか書いていなく、料金も、そこまで高くなかったので、あまり期待していませんでした。
でもいい意味で期待を裏切ってくれました〜!さすが北海道ホテル!
ソムリエの方もいらっしゃったので、十勝といえば「十勝ワイン」が有名なので、途中外国産のワインもはさみながら、二人でガバガバとワインを飲みながら、美味しいフレンチをいただきました。
この日は、移動もたくさんして、お腹もいっぱいになったので、部屋に戻って、ホテルの売店で買ったロールケーキを食べて、寝ました。
「え、食べ過ぎじゃない?」って思いますよね。「正月なので許して〜❤」とも思いますが、実は、夕食にデザートまであるような立派なものと思っていなかったので、お風呂上がりにホテルの売店でついついロールケーキを買ってしまっていたのです〜🐷
翌日は釧路へ移動
翌日は、再び特急おおぞらに乗って、釧路まで行きました。帯広も釧路も広い区分では「道東」なのですが、釧路は「十勝エリア」ではなく、「釧路・根室エリア」になるようです。
帯広から釧路までは2時間かからないくらいで、車窓からは、キタキツネやエゾシカなどの動物も見ることができました。
彼は大のラーメン好きなので、釧路に着くと昼時だったので、すぐにGoogleマップで人気のラーメン店を探しはじめ、この日のランチは、醤油ラーメンを食べました。
釧路は炭鉱の町だったようなので、炭鉱で勤める人たちが出勤前に食べるために、さっぱりとした醤油ラーメンが好まれたみたいです。
この日の釧路は、最高気温も氷点下だったので、寒い日に食べるラーメンは、格別に美味しく感じました。
釧路はタンチョウが有名
釧路は鶴の一種のタンチョウが有名なので、タンチョウが見られるスポット「鶴見台」に車で移動して行って見ると、想像以上に、たくさんのタンチョウに出会うことできました。
ドーミーイン釧路に宿泊
タンチョウが見れて満足した僕たちは、途中観光スポットに寄りながら、ホテルに向かいチェックイン。今回のお宿は、彼が気に入っているドーミーインです。
私は、彼に勧められるまで「ドーミーイン」に泊まったことがなかったのですが、客室も狭すぎないですし、温泉もあって、朝食も美味しくて、何より、ベッドが「シモンズ」というところが私は気にっています。
ビジネスホテルだとあまり眺望が期待できないことが多いですが、釧路のドーミーインは、観光スポットの幣舞橋(ぬさまいばし)のすぐ近くで、今回はラッキーなことに高層階の部屋だったので、きれいな夕焼けも見ることができました。
夕食は和食料理屋さんへ
釧路は炉端焼き発祥の地で有名みたいなのですが、観光客相手のお店も多く選ぶのが難しく、彼がGoogleマップを駆使して、ホテル近くの和食料理屋さん「くしろまる」へ行きました。
釧路では珍しく当日でもネット予約ができるお店で、港町ならではの魚を中心にした料理と美味しい日本酒をいただくことができました。
寡黙な板長さんと、若い男の子たちが頑張っている雰囲気のいいお店でした。釧路に行ったら、また行きたいな〜と思えるお店でした。
最終日は初詣へ
今日が北海道旅行の最終日です。ドーミーイン定番の海鮮丼がある朝食ビュッフェを堪能し、釧路市内になる厳島神社へ初詣に行きました。
本殿までの坂が凍っていて、新年早々こけそうになりましたが、本殿近くの坂の上にも駐車場があって、たら〜んとなりながら、お参り。
ここ数年は、健康をお祈りしてばかりです。(だって、年々、体のあちこちが痛むんですもん…。や〜ね〜)
飛行機が4時間遅れて帰宅
1月2日に発生した羽田空港の事故の影響もあって、帰りの便が、4時間くらい遅れてしまいました…。
「初詣をしてお昼を食べたらもう空港行かなきゃね〜」と話していたところ、かなり時間ができてしまったので、釧路の博物館に行って、イオンに行って、極寒の中、動物園にも行って、それでも時間があまり、最終的には空港で、豚丼を食べて過ごしました。(また豚丼🐷)
欠航しないだけよかったのですが、予定よりも4時間くらい遅れて家についたので、この日は、ふたりともクタクタでパタンQ状態でした。
そして、ふたりとも、ちょっと風邪気味で、私は、年明け早々仕事をさぼって、今noteを書いている感じです。
北海道から帰ってきて感じたのは、北海道はたしかに寒いのですが、建物の中はポカポカに暖かくて、トイレも脱衣場もお風呂もまんべんなく暖かいので、中にいれば一切寒さを感じませんでした。北海道ホテルのレストランでは、半袖の人もいました(驚)
一方で、東京の家は、暖かいのはエアコンや床暖をつけている部屋だけで、玄関や廊下、トイレ、お風呂は寒く、家全体がひんやりしていて、北海道より寒いな〜と感じます。
とても寒がりな私ですが、北海道の家の方が暖かく過ごせそうな気がして、ちょっと安心しました。また、北海道出身の彼からも「意外と耐えられそうでしょ?」とドヤ顔で言われて、冬の北海道を体験するミッションは無事クリアしました(笑)
といっても、実際住むとなると、今わかっていない問題もたくさん起きそうなので、そのあたりは移住後にも書いていこうと思いまーす。
それでは、長文お付き合いいただき、ありがとうございました!
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