クライミング考察〜ボルダリングと初心者とゴリラ〜
クライミングとボルダリングの違いを答えられる人はどれくらいいるのだろう。
ざっくりいうとクライミングは登ること全般。 ロープクライミングも沢登りもエイドもボルダリングもひっくるめてクライミング。
ボルダリングはクライミングのうちの、ロープを使わないで登ること。クライミングジムでも岩場でもロープを使わなけりゃボルダリングと思うとわかりやすい。※boulder=大岩とかそんな感じの意味
インドアのカラフルなプラスチックホールドを登るのがボルダリングで、外の岩場で登るのはクライミングってわけではない。
都会から田舎までクライミングを体験できる施設が増えに増え、テレビCMや看板にプロクライマーが採用されるほど、クライミングの存在が社会に認知されている。
知り合いのベテランクライマー(ゴリラより強い鬼のような存在)に聞くと、20年ほど前はクライミング女子は皆無に等しかった。ジムでその姿を見かけようものなら、その日は女子の話題で持ちきりだったそうな。男子高校生か。
ゴリラは専らボルダリングに勤しんでいる。ロープを使用したクライミングも経験はあるがここ数年していない。けして森の仲間たちが姿を消したからではない。
ボルダリングの良さは、ビレイヤーが必要なロープクライミングと異なり1人で集中出来ることだと思う。思い通りに登れた時の楽しさは当然、登れなくてもあらゆる方法を試行錯誤する時間は成長を感じられ、最終的に登れた時の充足感はひとしおである。※登れない時も高確率であり、その時はただただしんどい。
もちろん森の仲間たちとのセッションも楽しいし、1人では気づけない発見も多々ある。 けして友達がいないわけではない。
ゴリラも時たま人間をボルダリングに連れて行く。きっと楽しんでくれるだろう、クライマーになってもらって色んな岩場に行こう、とか画策する。
しかし大抵上手くいかないのだ。恐らくほぼ100%数回で行くのをやめている。 行かなくなる理由も分からなくはない。
〜行かなくなる理由〜 ※ゴリラ調べ
①手が痛い
②常連クライマーが怖い
③ジム料金が思ったより高い
④中級者ぽい人がなんか得意気に解説してきたり8級くらいの課題を必要のないランジをしてドヤってくる ※個人的見解です
初心者のみなさん、クライミング・ボルダリングの魅力は続けるほどわかるよ…だれか一緒に登りいこう…
と思いながら、今日もジムで常連感を出すゴリラであった。
🦍
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?