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竹の塚に見つけた魅力

私が住んでいる町、竹の塚。今回は、この町のお気に入りの場所についてお話ししたいと思います。

日本一のトマト

店先にこんな興味深い旗を掲げている八百屋さんがあります。竹ノ塚駅から徒歩3分ほどの場所にあるその八百屋さんには、新鮮な野菜があり、その野菜たちに付けられているのは、目を引くポップ。「たぶん 日本一甘い みかん やで」「うみたて卵 4個入り」「まだ 畑にありました ホワイトトウモロコシ」・・・なんとなくクスッとしてしまうポップに惹かれて、店の前を通る度にいつも立ち寄っています。そして本当に日本一甘いのではないかと思うほどのみかんや、黄身が箸で持ち上げられるほど新鮮な卵に出会うことができます。さらに、お店の外に風鈴がつり下げられていて、周辺は風鈴の涼しげな音が響いています。少し離れた場所でもその音を聞くことができるほどなので、音につられてお店を訪れることも。いつまで風鈴の音を聞くことができるのか、はたまた、年中風鈴の音がしているのか、今の私はそんなことを気にしながらお店の前を通っています。これからも新鮮な野菜と、興味深いポップ、そしていつまでついているか分からない風鈴に引き寄せられて、この八百屋さんに立ち寄ることでしょう。

目指せ全種類制覇

竹の塚駅前商店街の少し手前。小麦やバターのいい香りが漂うパン屋さんがあります。店内で一つ一つ手作りされているパンは、どれもおいしそうで行くたびにどれにしようか迷ってしまいます。見た目だけでさくさく具合が分かるクロワッサンや、つやつやのクイニーアマン、旬の野菜・果物が乗った季節限定パン、店内にはたくさんの種類のパンが並んでいます。私が特にお気に入りなのは、ふわふわしたパンの表面に「竹」の文字がついているあんぱんです。中には、甘すぎず、少しだけ酒粕の香りがするあんこと、生クリームが入っています。普段の私は、甘いあんこがあまり好きではないので、あんぱんを選ぶことはまずありません。しかし、「竹」の文字につられて、初めてこのあんぱんを食べたときから虜になってしまいました。このあんぱんは、あんこ好きの人の人にはもちろん、あんこをいつも選ばないという人にもおすすめです。
常時置かれているパンだけでもかなりの数があります。さらに、季節のパンなど期間限定のものもあります。この期間限定のパンは、短い期間で次々に変わっていくので油断していると食べたかったパンを逃してしまいます。常に店内のパンにアンテナを立て、食べたいと思ったときにすぐ行動することが、好みの期間限定商品に出会うポイントです。しかし、期間限定のパンにばかり気を取られていると、常時置かれているパンを制覇することは難しくなってしまいます。どうにかバランスを取りながら、たくさんあるパンを全種類制覇することが目標です。

竹の塚には下町らしい、八百屋さんや中華料理屋さん、居酒屋さんがいくつもあります。そして、下町らしくないおしゃれなパン屋さんやコーヒー屋さんもあります。それらが混在していて、少し雑多な雰囲気を想像するかもしれませんが、そこは下町らしさと都会らしさが共存して住みやすい環境になっています。噛めば噛むほど味が出る。そんな感覚にさせてくれる竹の塚でこれからも“私のお気に入り”をたくさん見つけていきたいです。

Written by ISHI

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