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シェアハウス生活で見つけたもの

シェアハウスに住んで半年が過ぎた。私が住んでいる物件には、年齢、国籍さまざまな方が住んでいる。それぞれ、学業や仕事で生活ペースは違うがキッチンなどの共同スペースで会った際はよく近況報告をしあう。
赤の他人と住むのは大変ではないのかと友人知人からきかれることがあるが、特に不都合は感じないし、むしろ楽しく暮らすことができている。おそらく一緒に暮らしている方の価値観に触れてよい刺激を受けていることが大きい。専門スキルを身に着けるため大学に通っている留学生、会社で就職して働いている方など日本に来られた目的は様々だ。
ということで、今回はシェアハウス生活ならではのメリットを伝えたいと思う。

1.文化交流のきっかけになる

私がよく一緒に料理をするマレーシアからの留学生からある日、「これ使ってみて!」朱色のソースを差し出された。「すごく美味しい」と激推ししてくる。ちょうど味噌汁を作っていたところだったので、このソースを入れてみた。結果、めちゃくちゃ辛い味噌汁になった。聞くところによると、ピーナッツを原料にしたソースらしい。味噌汁には、合わなかったが、単体で食べてみるとコクがあって、なかなか美味しい。
アパートを借りて一人で暮らしていたらきっとこんな体験しなかったことだろう。
世界で起きているニュースが耳に入ることがあっても、特定の国についてもっと知りたいと自ら動き、体験する機会はなかなかない。シェアハウスで生活するメリットの一つとして、日本にいながら小さな異文化体験ができることがあると思う。外国に関心が強くなくても、慣れ親しんだ習慣の外をみることは自分の視野を広げることになると思う。同じ味噌汁ばかり作っていた私の日常に文字通りスパイスを加えてくれた。

2. 自分を再発見できる

シェハウスでは、自分の居室以外は共用なため譲り合い、協力し合いが求められるが、様々な人と繋がれるので自分にとっては居心地のよい場所となっている。
元来、人混みなど人が集める場所が得意ではなかったが、シェアハウス生活を通して、他人に関心をもっている自分に気がついた。あくまで自分の関心が惹かれる分野(文化)だからかもしれないが、まだ見ぬ自分を知ったようで新鮮だった。
シェアハウスは寮生活のような「集団生活」をイメージする方がいらっしゃるかもしれないが、居室は別々になっている物件であれば、一人暮らしと大きな乖離がなく、そのようなイメージはないと思ってよい。

3. 物件の選択肢が多い

これはシェアハウスだけのメリットに限らないが、TOKYO<β>の場合、物件の選択肢が多いため、どの土地に住むか選びやすい。ひいては、自分が興味がある街、実際に住む前に物件を見に行って、自分に合いそうな街であればなおよいだろう。私自身、街の雰囲気が気に入り今の物件を選んだが結局正解だったと感じている。自分が街を出歩く旅に新しいお店(スポット)を発見することができて飽きることがない。
 
私がシェアハウス生活を始めてもう少しで一年が経つ。上京してからあっという間であったが、これからもこの場所で色んな人と出逢えることは楽しみだ。

Written by たくみ

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