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3年目の大泉学園

この街に越してきたのは2022年の2月ごろ。
ここに住む前は、東京都の西の方に位置する八王子に住んでいました。
仕事の都合で都心から近いところに移り住むことを決意し、始まった練馬区大泉学園生活。
あまりにも居心地が良く、この街にすっかりと心を許して2年が経ち、3年目に突入しようとしています。
一瞬のように過ぎ去る月日を、じっくりと振り返ってみたいと思います。

大荷物を背負ってバスを駆使

八王子から練馬までの引越しは、今思うと大変だったなぁと改めて思います。

引越し業者などを使う余裕のなかった当時の私は、1人の友人の力を借り、八王子の家から荷物を抱えながら中央線で移動。30分ほどで吉祥寺駅に到着。そこから大泉学園行きのバスに乗り込みました。
限りなく物を減らしたにも関わらず、大きくて重たい荷物とキャリーバッグを抱えた大人2人はすでに体力の限界。バスの小さなスペースに荷物で占有した領域で、申し訳なく思いながら到着を待ったことを今でも覚えています。

無事荷物を運び入れた夜、友人に吉祥寺で焼肉をご馳走ディナーをしました。
「荷物が多すぎるよ。一体なに入ってるの。」と笑う友人。1人だったら到底厳しかったでしょう。あの優しさには頭が上がらなかった。引っ越しを手伝ってくれた友人には今でも感謝しています。

単純だけど好きになれた理由

友人と別れ、部屋に入るとまず、
「暖かい….。」
と、感動しました。

八王子は地形的に冬はものすごく寒いのです。
また、私が住んでいた木造のマンションは壁も冷たく、どれだけ暖房を使用しても部屋が暖まらなかった。さらにガスはプロパンガスだったので、節約のために、お湯は使わず、自炊はIH。お風呂は水から電気で温めるという風呂バンスを使用。なので、冬は特に寒い思いをしていました。

なので、引っ越した時の最初の感動は忘れられません。暖房をつけなくてもすでに暖かい部屋と、お湯が出るシャワー。もうそれだけで、私の世界は大きく変わったのです。

引っ越したての部屋

元の家はワンルームの一人暮らしでしたが、こちらはシェアハウス。多少暮らしの変化はありましたが、暖かいということが、単純だけど、引っ越してきて良かったと心から思える瞬間でした。

そしてそこから、大泉学園という街の良さにすっかり虜になっていきました。

色濃く詰まった大泉生活

職場は新宿で、通勤にかかる時間はおおよそ30分ほど。仕事の時間帯的に午前中は自由にできる時間があったので、家でのんびり過ごしたり、近所で買い物やお茶、ランチをしました。何もない道を進んでみたり、散歩する時間も多かったです。

ここ数年でたくさんのお気に入りが出来たので、また紹介したいと思います。

去年の春、月見橋から

春になると家の前の川沿いが桜満開になるので、ここで桜を見つめ、散歩します。1年が経ったことを振り返るのです。

これから先どうなっていくのか。仕事、結婚、諸々と、未だわからず、そんな手探りな未来が楽しみでもあり、不安でもある毎日です。そんな中、少しずつ成長し変わっていく自分自身と、それに寄り添うよう共にしている家や生活は、当たり前ではないので、今この瞬間を大事にしたい。

3年目の大泉学園生活も、とびきり楽しもうと思います。

written by Yamamoto

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