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文化と緑の街

上京するなら、どこにしよう。
様々な人々が東京への想いを思い巡らすなか、私がなぜこの街を選ぶことになったのかを紹介したいと思います。

大泉学園に決めたきっかけ

わたしが上京して間も無い頃の話です。

当時、安宿や友人の家を転々としながら、引っ越し場所を決めかねてフラフラとしていました。
働き口として、知り合いの庭師さんの助手のアルバイトを見つけて生活を繋ぎながら、これからの東京生活をどうしようか…と思い悩んでいた時期でもあります。

そのなかで出会った街が、大泉学園です。
仕事の現場は主に練馬区。大泉学園は特によく行きました。車で回り、各家々の庭を中心に訪ね、作業をします。土地が広いので、庭を構えた住宅が多かったのかもしれません。

お昼時になると、庭師のボスが大泉学園のいろいろなランチスポットに連れて行ってくれて、街の隠れた絶品グルメを食べさせてくれました。

また、この街が落ち着いた住宅街や、小さな公園が多いこと、自然や川が生活に沿って存在していることなどを知りました。特に現場でお世話になる家の方々はとても親切で、いつもありがとう、と飲み物やお菓子を頂いたりして、当時のわたしにとっては特に、その暖かさが嬉しかった。

東京の人は冷たい、そんな風に噂を聞いていたのに、こんなにゆったりとした人の良い方々がいるなんて、と驚きもしたものです。

東京なのに自然が豊かで騒々しさを感じないという点、ちょっとした思い出深さ、暖かい人々の印象が強く残り、いつか住むなら大泉学園が良いな、と思うようになりました。

この町に上京するなら、穏やかに暮らすことができるかもしれない。尚且つ都心に近く働きにも出やすいという利点は、とても理想的に思えました。

隠れた文化の街

大泉学園駅は、西武池袋線で池袋から約15分ほどで、新宿や渋谷でも約30分ほどで出られるほどアクセスが良いです。また、バスを利用すれば、吉祥寺や阿佐ヶ谷へも足を伸ばせます。

さらに大泉学園といえば、日本アニメ発祥の地としても知られる街。
北口を抜けると、鉄腕アトムや、うる星やつらのラムちゃん、銀河鉄道999のメーテルとてつろうなどのキャラクターモニュメント(銅像)が出迎えてくれます。
有名アニメ制作会社『東映』スタジオは、徒歩15分ほどで着きます。(時々聖地巡礼しに来る方もいらっしゃるよう。)

また、東映アニメーションのミュージアムがあり、様々な有名アニメの展示を見ることもできます。
そのすぐ隣には、大きなショッピングモールや、老舗のケーキ店、映画館などが楽しめる大型商業施設が固まっていて、とても便利です。

わたしは時々、映画を見にふらっと遊びに行きます。地域の穴場スポットだなぁ、といつも感心してしまいます。

ショッピングやカフェも楽しめる

大泉学園は、駅前を囲むようにショッピングができる商業施設がいくつか存在します。
南口には、スターバックスやパン屋さん、ファストフード、スーパーやデリ、ショップ等入った『ゆめりあフェンテ』があり、北口には、飲食店や書店、スーパー、カフェ等入った『グランエミオ大泉学園』。

どちらの出口を出ても、買い物や飲食には困ることがないです。

さらに、駅前のロータリーは大きく開けていて、休憩することができます。のんびりと会話しているひとたちをよく見かけますし、わたしもお天気の良い日にランチを食べながら、ほっと一息ついたりする時間が好きです。

周りには居酒屋やラーメン屋さんも多く、まだまだ開拓できていない場所があるので、これからの楽しみにもなっています。

最後に

語り尽くせない魅力の多い街、大泉学園。
近年では住みたい街ランキング上位に入ったりもしています。
わたしはこの土地に住んで二年ほど経ちますが、この街を選んで本当に良かった。治安も良く、暖かい人たちが多い、居心地のいい街です。

日々の生活を快適に過ごすにはぴったりだと思うので、もし上京拠点を探しているのであれば、是非参考にしてみてください。

written by Yamamoto


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