小池百合子、最大のピンチ
ヒトラーと小池百合子の共通点、宣伝のマスコミ・プロパガンダと権力志向、それに迎合するサラリーマンのテレビ局・新聞社のみなさん。
そんなに会社や家族が大切なんですか、あなたたちは豆腐屋ですか、何売ってんだ。
YouTubeのコメントに載せたら好評だったので、だったかな、そのとき載せられなかった note の旧記事も付けておきます。
はじめに、イソップの寓話にこんな有名な話があります。
あるスポーツ競技の選手が外国旅行から帰ってきて、いかに海外での自分の成績がすばらしいか、住民に話していた。特にロドス島では大変な跳躍の記録を出したんだよ、ウソだと思うなら、ロドスへ行って聞いてみればわかるさ。
それを聞いていたひとりの男、
「ロドスに行くまでもないよ、ここはロドスだ、さあ跳んでみな」
そんなこんなで小池百合子、最大のピンチ。
平和な時代になれば持ちあがる、履歴詐称事件。
徳川吉宗の落胤と偽った天一坊事件、そしてここ最近の小池百合子カイロ大学卒は嘘じゃないの事件、それも首席卒業なんです。
実力発揮の戦国時代、家康がエリート大名の子供なんだと、履歴を詐称していたなんて聞いたこともないし、幕末の西郷隆盛や坂本龍馬も、オレたちは家柄のいいお坊ちゃんだと名乗っていなかったでしょう、たぶん。
たしかに落ち着いた明治になれば夏目漱石が義務教育の卒業より東大卒の作家であればハクがついて見えるし、三島由紀夫のおじいちゃんが農家出身であったので天皇近くに侍りたがったのもわかります。
身分や職業に区別はあっても差はないといっても、本人にとっても、他人から見てもひとつの指標になるのは免れなくて、それにまた本人の小さなコンプレックスも他人から見たら大したことでもないのにひどく気になるものです。
貴族の称号や地位がすべての個人の生活と社会に影響を及ぼしていた平安時代、それから将軍幕府の時代の武士たち、時代を過ぎた現代から見れば、なんでそんなに、と滑稽に感じられて、現在でもエリートや裕福な金持ちクラスには憧れとかコンプレックスを、人はどこかに抱えがちです。
でも、われわれ大衆は、そんな上っ面でしか判断できないって、それはどうかな、ひどいいい方。
だって見る目がないんだもん、しようがないじゃん。
戦国時代みたいに実力しだいでは混乱しちゃいます、秩序には身分とか学歴の制度が必要なんです。
それに、国ができたら建て前の教育とか宗教が欠かせません、人を言葉で縛り付ける必要があるんです。
共産主義国なのに自由を持ち込んだり、資本主義国に平等をのさばらせたら、収集がつかない、混乱して無秩序。
そもそも公務員でも会社でも作家、芸術家でも学校に行かなくて、勉強しなくても偉くなれるんだとわかったら、戦国時代じゃないんだから、そもそも学校制度はなくなっちゃいます、どうします、学校関係のみなさん。
そんなことより、在りしの小池さんをしばらく忍んでみましょう。かってに殺さないで、といわれそう。
これぐらいのことで落ち込むようなタマ、いや女性ではありません、次の一手はどう来るのか楽しみです、がんばって小池さん。
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